スペイン・バルセロナの50’s夫婦たび、グエル公園観光編です。
とはいえ私達夫婦は、グエル公園観光にそれほど強い思い入れがあったわけではありません。
「まあせっかくのバルセロナだし、有名な観光地だからグエル公園にも行ってみようか」
という軽い気持ちでのグエル公園訪問だったのですが、グエル公園はバルセロナ観光で絶対行くべきところだと思いました。
50’s夫婦たび案内人
当初は市場として設計されたようです
バルセロナ・グエル公園入場は有料化になった
私達がグエル公園に50’s夫婦たびで訪れたのは2012年7月ですが、グエル公園は2013年10月から有料化になってしまいました。
ですからどうしてもグエル公園に無料で入園したい場合は、
- グエル公園営業時間外の早朝・夜間
- グエル公園の無料開放日(各公式サイトにて発表)
ちなみに現在のグエル公園入園料は7.5€/大人1人になっています。
ということで、無料でグエル公園を観光することはできなくなっていますが、有料化になったメリットというのもあって、
- 混雑しなくなった
- 物売りがいなくなった
- 場内が整備されている
ということでグエル公園の維持管理的には良くなったと考えるべきでしょうね、世界遺産ですから維持費もかかりますしね。
なおグエル公園のチケット販売は、こちらの公式サイトから申し込みできます。
またグエル公園は現在補修工事中ですので、予約の際は事前に観光できるかどうかを確認しましょう。
バルセロナ・グエル公園への行き方
私達夫婦はグエル公園に一番近い地下鉄駅:バリュカルカ駅から徒歩で行きましたが、20分ほど歩きました。
バルセロナ・グエル公園に向かう
道すがらの風景
まあ20分くらいの歩きでしたら、バルセロナの街並みや市民の暮らしっぷりを風景として垣間見ることもできるので、良いかと思いまして。
そして上の地図でいうと左側にある「洗濯女のポーチ」からグエル公園に入りました。
どうして正門から入らなかったのかは覚えておりませんが、先を歩いていた外国人旅行客のあとを、目的地が同じそうなのでついていった気がします。
グエル公園|洗濯女のポーチから大広間へ
グエル公園50’s夫婦たびのコースです
グエル公園登り口にあった地図
洗濯女のポーチを歩きます
名前とはうらはらに
メッチャ大きい柱です
突然広がる大広間
最初はグラウンド場かと思いました
ですがこの下がすべて市場なんですね
目を引くのは大広間をぐるりと囲うようにある
波型のベンチ
めっちゃウネウネしています
イメージ的には万里の長城みたいな
グエル公園の波型ベンチは
すべてカラフルなタイルで装飾されています
タイルを割ったり切ったりして
曲線を醸し出しています
当時はこんなアクセサリー屋さんもいて
たぶんモグリでしょうけど
手作り風で妙にカワイイ
買っちゃってるし
大きなグラウンドにキレイなベンチという
不思議なバランスを感じます
隣は小学校でしょうか
大広間はかなり高いんです
波型ベンチから下を見るとよくわかります
そしてここから下へおりて、市場とトカゲのいる有名なメイン階段へと向かいます。
グエル公園|大広間下の市場
グエル公園は、建築家アントニ・ガウディが都会の喧騒を離れた住宅地の建設を依頼され、起伏の多いペラーダ山の斜面15haの面積に設計した庭園都市。
1900年から14年に渡って造られ、ガウディ以外にも4人の建築家の協力を得ながら、カタルーニャの伝統的な価値観と新しい産業時代との融合を図るプロジェクトとして造られたそうです。
ですが第一次大戦の海戦や、住宅地としての人気を獲得できなかったことで1914年に工事中止となった未完の庭園都市構想ですが、その後1922年にバルセロナ市が買い上げ公立の公園になり、1984年に世界遺産に指定されました。
つまりだだっ広いグラウンド場みたいな大広間は、ガウディの庭園都市構想ではこの下にある市場を有効利用する場だったということです。
波型ベンチの下にある巨大な柱
86本の柱で大広間を支えていたんですね
柱の直径は1.2m
高さは6mもあるという
構想ではここ全体が市場になるハズであったと
確かにメッチャ広くて天井が高いです
市場の柱の大きいこと大きいこと
しかもこの下は雨水を溜める貯水槽があるそうで
市場の天井は美しいタイル装飾がされています
タイルがステキなベンチ
この市場に向かう階段に
グエル公園で一番有名なトカゲがいます
世界で一番有名なトカゲでしょう笑
グエル公園|トカゲのいる階段
市場に行くための階段
45段あって3ヶ所の踊り場と噴水があります
グエル公園のトカゲは一番上の噴水にいます
観光客だらけです
グエル公園のトカゲ
偶然人が途切れました
口から市場の貯水槽の水がダダ流れしています
まるでヨダレっぽいという
グエル公園のトカゲを裏側から見てみた
全然人気のない2段めの池モチーフ
キリンかと思ったら
ヘビの頭なのだそうです
トカゲつながりなんですね
グエル公園のトカゲまわりが
一番観光客多いですね
あとは公園内にあるチョイチョイ写真に写り込んでいるお菓子の家みたいな2つの家があるのですが、こちらは1つがお土産屋さんになっていました。
家の中も観光できますが、この前にカサバトリョやカサミラを見たあとなので、さほど大きな感動もなく笑。
ガウディが住んでいた家の窓から
グエル公園の階段から市場を眺める
ガウディにもコウ見えていたんでしょう
こんな観光地になるなんて
さすがのガウディも想像していなかったのでは?
50’s夫婦たび案内人
バルセロナはガウディとバルサFCで
これからも観光都市として揺るぎなしでしょう
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