2024年秋の国内夫婦たび、出雲大社初参拝、広島宮島弥山登山からの広島風お好み焼きにつづき、〆はウチの奥様の長年の夢だった倉敷美観地区観光。
とはいえ、せっかく岡山に来たのだから倉敷美観地区以外にも観光しようと、レンタカーを借りて岡山県の瀬戸内エリアで有名な神社をめぐり、日生町の名物カキおこ(カキの入ったお好み焼き)を食べに行くことになりました。
奥さま
夫婦たび案内人
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備中国総社宮(びっちゅうのくにそうじゃぐう)
〒719-1126 岡山県総社市総社2丁目18−1
8時00分~16時00分
備中国総社宮は、平安時代末期にその起源を持つ神社です。
当時、国司が赴任した際には、備中国内の神社を巡拝する習わしがありましたが、その手間を省くために、国府近くに備中国内の三百二十四社の神々を勧請し、一ヶ所に祀る形がとられました。
室町時代になると、細川家や毛利家からの篤い崇敬を受け、次第に氏神的な役割を担うようになり、江戸時代には地元の豪商たちによる寄進が相次ぎ、神社は大いに繁栄。
その後、明治時代には県社に列せられるという格式を得ています。
平成六年には総社(跡)が総社市の重要文化財に指定され、歴史的価値が改めて認められ、長い歴史の中で地域との深い関わりを築き、現在でも多くの人々に親しまれているとのこと。
ということで、この神社は備中国(岡山県西部)にある神社324社の取りまとめ処で、ココだけで備中の神社すべてを参拝したことになるらしいので、さっそく夫婦で参拝。
備中国総社宮の御朱印
鬼の城に向かうも事前調査不足で…
鬼の城 西門
〒719-1105 岡山県総社市黒尾
続いては岡山県と言えば桃太郎、桃太郎と言えば鬼、そんな鬼のアジトだったという鬼の城へ向かったのですが…
スマホGoogleで案内されたのは超細いクネクネの山道で、車はすれ違えないほぼほぼ1車線の道路道。
『本当にこんな山中に観光名所があるの?バスなんて全然走れない道幅よ??』と夫婦で疑問に感じつつもレンタカーで険しい山道を走ること約30分。
細い道路を車で慎重に進み、対向車に注意しながら登ると到着したのは「鬼城山ビジターセンター」。
この施設は鬼ノ城の入り口に位置し、鬼ノ城やその周辺の自然について詳しく学べる場らしく、駐車場は意外と広く約70台分のスペースがあります。
休館日は月曜日(祝日の場合は翌日休館、ただし、連休に月曜日が含まれる場合は、連休終了後の平日が休館日)と、年末年始の12月29日から1月3日までです。
山頂まではここから徒歩で約600メートル。
自動販売機やお手洗いはこの施設にしか設置されていません。
つまり、ここから徒歩で山道をトレッキングしながら鬼の城の史跡を巡るという観光地だったのです。
ちなみに、散策ルートは、西門から南門、東門を通り、最後に北門を経由して「鬼城山ビジターセンター」に戻るという順路が一般的で、全体で約1時間32分ほどで一周できるとのことです。
ですが、そんな徒歩で1時間半もかかる観光地だとは知らずに軽装、かつ他にも行きたい先がある岡山1日観光の夫婦たび。
ココで1時間半も山歩きをすると思うと…前日の宮島弥山登山でヤラれた身体には酷すぎるということで即中止とし、次の目的地に向かいました。
夫婦たび案内人
奥さま
吉備津神社を参拝
吉備津神社(きびつじんじゃ)
〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津931
5:00~18:00
吉備津神社は、桃太郎のモデルとされる大吉備津彦大神を主祭神とする由緒ある大社。
その象徴とも言える本殿と拝殿は、全国でも唯一の「比翼入母屋造」という独自の建築様式で、「吉備津造り」とも呼ばれています。
この、鳥が翼を広げたように見える比翼入母屋造の本殿と拝殿は、その優美さから国宝にも指定されています。
この本殿と拝殿は室町時代に再建され、約25年の歳月をかけて完成し、その後、解体修理を一度も受けることなく、当時の壮麗な姿を今に伝えています。
境内には、吉備津彦命が温羅との戦いで矢を置いたとされる「矢置岩」や、鬼の首が釜の下に埋められているという伝承が残る「御釜殿」など、温羅伝説にまつわる数々の史跡が点在しています。
主祭神の大吉備津彦命は、二百八十一歳まで長寿を全うしたと伝えられており、特に「健康長寿」を祈願する信仰が篤いことで知られています。
そのほかにも、「学業成就」「交通安全」「建設工事安全」など、幅広いご利益があるとされ、初宮詣や七五三詣、成人式、結婚式、厄祓、年祝いなど、人生の節目に訪れる参拝者も多く見られます。
吉備津神社の御朱印
吉備津彦神社に参拝
吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)
〒701-1211 岡山県岡山市北区一宮1043
6:00~18:00
吉備津神社からスグ近くにあった吉備津彦神社にも向かってみることに。
こちらも桃太郎伝説や神楽、備前刀の発祥地として知られており、「吉備の中山」のふもとに鎮座していて、背後には巨大な磐座や磐境が広がり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
主祭神である大吉備津日子命は、「桃太郎」のモデルとしても広く知られています。
大和朝廷の命を受け、吉備の国を平定した英雄とされ、その功績により、吉備の国を治めた屋敷跡にこの神社の社殿が建立されたことが起源とされています。
平安時代以降、歴代の国司から崇敬を集めるとともに、皇室や旧岡山藩主である池田家からも篤い信仰を受けてきており、境内には池田信輝公を祀る輝武命や、池田輝政公を祀る火星輝命もお祀りされており、歴史と伝統の重みを感じられる場所。
ということですが、吉備津神社ほどの雄大さや迫力はあまり感じられませんでした。
吉備津彦神社の御朱印
と、吉備津神社、吉備津彦神社を参拝した時点でお昼すぎとなり、本日のランチ『日生(ひなせ)カキおこ』を目指してドライブ。
日生カキおこ銘店もりしたでカキお好み焼きを実食!
お好み焼き もりした
〒701-3204 岡山県備前市日生町日生630−14
営業時間 11:00~16:30(木曜定休日)
プリプリの牡蠣がたっぷり堪能できる、漁師町ならではの絶品グルメ「カキオコ」。
岡山県内でも有数の牡蠣の水揚げ量を誇る漁師町・日生(ひなせ)で、漁師の家族が小ぶりな牡蠣や傷のついた牡蠣を無駄にせずお好み焼きに入れて楽しんだのがその始まりとされています。
ふんわりとした生地の上に山盛りの千切りキャベツとたっぷりの牡蠣をのせ、熱々の鉄板でじっくり焼き上げる「カキオコ」。
使用される牡蠣は日生で水揚げされた新鮮なものばかりで、余分な水分がなく、焼いても縮まないため、ぷりっとした食感をそのまま味わえます。
瀬戸内海のミネラルをたっぷり含んだ牡蠣の濃厚な旨味とジューシーさが口いっぱいに広がる一品。
中でも、地元で人気の「お好み焼き もりした」では、日生産の養殖牡蠣を使った「カキオコ」を一年中提供。
特に、一枚のお好み焼きを半分はしょうゆ味、半分はソース味で味わうスタイルがおすすめで、しょうゆに山椒をかけたアレンジはクセになる美味しさと評判とのこと。
食べログ検索では「お好み焼きもりした」と「みっちゃん」の2店が高スコアでしたが、駐車場が店前に3台と満車時には休日だったら隣の役場にも駐車できるとのことで「もりした」さんにしました。
なので、吉備津彦神社から日生お好み焼きもりしたまでのルートをGoogle検索すると上記のような表示がされ、土地勘のない私達夫婦は一番早い高速道利用ルートを選択。
ですが、高速道ルートは高速道を降りてから山を超える峠山道で、鬼の城につづき同日2回目の細道山道をレンタカーで走るという超BADなルートでした。
夫婦たび案内人
お好み焼きもりしたカキオコの作り方手順
奥さま
夫婦たび案内人
ということで、噂に違わぬお好み焼きもりしたさんのカキオコと焼きうどんを食べ、大満足で日生からレンタカーを返却したのちホテルに一度戻り、徒歩で倉敷美観地区に行きました。
奥様念願の倉敷美観地区へ
倉敷美観地区
〒710-0046 岡山県倉敷市中央
入場時間制限はないがお店はPM5時で終了が多い
歴史ある白壁の町並みが広がる倉敷美観地区は、江戸時代の「天領」として栄えた倉敷を代表する観光スポット。
岡山県の年間観光客のトップ訪問先として有名です。
物資の集積地として賑わった江戸当時の雰囲気を今に伝える美観地区は、ノスタルジックな風景と現代のおしゃれなショップが融合した魅力あふれるエリアです。
倉敷市では、町並み保存の重要性を全国に先駆けて認識し、30年代から行政と昭和住民が協力して保存活動を推進。
昭和43年には独自の「倉敷市伝統美観保存」をし、その後昭和54年に「伝統的建造物群保存地区」に。
現在、この保存地区は、東京ドーム約5個分に相当する21ヘクタール(重伝建地区は約15ヘクタール)で、町並みを美しく守るための景観整備や歴史的建築の補修など、様々な保存対策が継続的に行われているそう。
そんな倉敷美観地区では、倉敷川をゆったり進む「くらしき川舟流し」も体験できます。
はっぴ姿に菅笠をかぶった船頭さんが漕ぐ舟に乗りながら、白壁の町並みやその歴史についての話を楽しむことができます。
舟に揺られながら過ごす約20分間は、まるで時間が巻き戻ったような感覚に。
なお、チケットは当日販売のみで予約は不可なので、時間に余裕を持って訪れましょう。
さらに倉敷市児島は「ジャパンデニム」の発祥地としても知られています。
そのデニム文化を活かした「デニム着物」は近年観光客の間で大人気で、インディゴブルーの伝統的なタイプはもちろん、市松模様や花柄が施された個性的なデザインまで、さまざまな種類から選べます。
倉敷駅前や美観地区ではデニム着物のレンタルサービスが充実しており、気軽に試せるのも魅力です。
デニムならではの軽やかな着心地で、白壁の町並みを散策を楽しむこともできます。
このように、倉敷美観地区は歴史を感じられる風景と現代のセンスが融合した特別な場所として、多くの観光客が訪れています。
奥さま
夫婦たび案内人
倉敷での夕食は熟成焼肉にくまにあ
こうして、夫婦で倉敷美観地区を堪能したあとは、いよいよ旅の最後を飾る夕食。
で、倉敷で何を食べるかを夫婦で考えていたのですが、倉敷の街を歩いていて感じたのが
夫婦たび案内人
ことに気がついたのです。
その数は一般的な居酒屋よりも遥かに多く、どこもかしこも焼肉屋さんという感じ。
しかも、大手チェーン店は一切なくって、『和牛専門』といったこだわりを感じるキャッチコピーが多い。
ということで、なんとなく焼肉が食べたくなり、Google検索で気になった『熟成焼肉にくまにあ』というお店に予約ナシでいってみることにしました。
熟成焼肉 にくまにあ
住所:岡山県倉敷市鶴形1-2-28、2F
営業時間17:00~23:00(LO22:30)
定休日:月曜日
「熟成焼肉にくまにあ」は、肉のプロフェッショナルが語る、こだわり抜いた熟成焼肉専門店。
全国各地から厳選した和牛を、じっくりの技術で丁寧に切り出し、時間をかけて旨味を引き出す「熟成」という独自のプロセスを採用し、店内にはオリジナルの熟成庫を備え、肉のスペシャリストが徹底した管理のもとで熟成。
その日一番の美味しい熟成肉を焼肉で楽しめるというナイスなお店。
店内は木目を活かした落ち着いたシックなデザインで、柔らかな間接照明が空間を包み込む癒しの雰囲気を演出しています。
熟成焼肉にくまにあメニュー
熟成焼肉にくまにあ、イザ実食!
奥さま
夫婦たび案内人
ということで、かなりトリッキーな選択である倉敷で熟成焼肉を食べた夕食でしたが、その焼肉クオリティーの高さに大満足をした私達夫婦なのでした。
以上で、2024年秋の国内夫婦たびは終了。
翌日はJR倉敷駅前から岡山空港までのシャトルバスに乗り込み、帰路につきました。
奥さま
夫婦たび案内人
今回の夫婦たびは、国内3拠点を移動するという私達夫婦には滅多にないスタイルでしたが、意外と楽しめましのでまた国内を転々と観光旅行するのもアリと思った次第です。