2012年7月のスペイン・バルセロナ夫婦たび。
この日のディナーは、バルセロナで本物のフラメンコに触れることができるというタブラオ『エル・コルドベスEl Cordobes』に行ってみました。
ちなみにタブラオとは、スペインでフラメンコのショーが毎晩見られる酒場のことです。
夫婦たび管理人
スペイン・バルセロナのタブラオ エル・コルドベスEl Cordobes所在地
スペイン・バルセロナのタブラオ エル・コルドベスEl Cordobesは、バルセロナの繁華街がある「ラ・ランブラ通り」に面していて、月曜夜でも人通りが多かったです。
そして、エル・コルドベスEl Cordobesは、スペイン・バルセロナのタブラオの中でもかなり有名な老舗タブラオであり、最高のダンサー達による迫力満点のフラメンコが見れると評判で、各界の要人にも利用される一軒だそう。
ですから、エル・コルドベスEl Cordobesでフラメンコショーを見るのは予約必須なのですが、私達夫婦はウチの奥さまの頑張りで予約バッチグー。
スペイン・バルセロナのタブラオ エル・コルドベス
19:15~で予約済み
ウチの奥さま
PM7時にエル・コルドベスに到着
バルセロナは夜10時頃にならないと暗くなりません
エル・コルドベスは2階にあります
階段を登ると既に待ち人がたくさん
入り口に飾られていたリヤドロの磁器製人形
人形のほかにフラメンコの扇子もあります
そういえばリヤドロってスペインのメーカーですもんね
エル・コルドベスのディナー
フラメンコショーの前にお食事タイム
ビュッフェ形式でスペイン料理食べ放題です
アルコールは別料金
お料理のお味はそれなりに美味です
食事をしてから左奥にあるステージに移動
ステージを見学する座席は早いもの勝ちなので食事を早く済ませて場所取りしたほうがよいです
お食事タイムは40分ほど
いよいよ本場のフラメンコショーが始まります
スペイン・バルセロナのタブラオ コルドベスのフラメンコに魂の迫力を感じた
案内人はフラメンコショーを見るのが初めてだったんですが、いやぁー感動しました。
フラメンコショーって、物凄い近い所で踊ったり歌ったりするので、生声や生音がスゴい!
踊っている靴音の強弱とか、歌い手さんの喉から振り絞るように歌う肉声だとか、手拍子の音がダイレクトに伝わってきて、身体に共振するような迫力を味わうことができます。
基本的にタブラオでのフラメンコショーの間はビデオカメラなどでの撮影は禁止なのですが、終了10分前になるとフラッシュなしの写真撮影だけは許可されます。
眼の前でガチのフラメンコショーは大迫力!
アンダルシア風のアーチをかたどったステージに重厚感のあるフラメンコダンサーのタップ音が響き渡ります
バックで歌われるのはカンテCante
カンテを歌う歌い手カンタオーレの魂の奥底から振り絞るようなしわがれた声だったり張り裂けるような声でこぶしをきかせて歌うのが印象的です
女性の踊り手さんはバイラオーラと呼ばれプラセオと呼ばれる曲線的な手や指先の動きとサパデアートという激しいタップを刻む脚さばきが特徴
ギター演奏はトーケと呼ばれ独特のかき鳴らし奏法が心に響いてきます
最後にキメ顔
「どやっ!」
男性のフラメンコダンサーが細身なのに比べ、女性の踊り手さんバイラオーラはふくよかなので、ステップを刻む足音も大迫力で伝わってきます。
何よりスゴいのは、フラメンコショーのライブ感。
生身の人が出す迫力ある生きた音が、視覚・聴覚・触覚をダイレクトに刺激してくる感じで、とても圧倒されました。
スペイン・バルセロナのタブラオ コルドベスのフラメンコショーのあとは
スペイン・バルセロナのタブラオ コルドベスのフラメンコショーが終了してお店を出たのはPM9時30頃。
それでも、まだバルセロナは薄明るいんですよね。
そして、バルセロナの繁華街がある「ラ・ランブラ通り」は月曜日なのに、路上でたくさんの人が絵を書いたり売っていたりと、人が多かったです。
似顔絵を書く画家さんがたくさんいました
みなさん芸術家さんなのでしょうか
バルセロナの繁華街がある「ラ・ランブラ通り」は
月曜日なのにすごい人
夫婦たび管理人
明日はバルセロナを1日プラプラとフリーで夫婦たびです。