長野・静岡9日間の夫婦たび6日目は、いよいよ富士山エリアに突入です。
静岡に来たからには、毎日どこかから富士山を拝んで、その威光を感じ続ける旅になるはず。
そんなイメージを持って迎えた初日。
天気は、曇りのち雨。
富士山は、全く見えませんでした。
でも雨はこの日だけだし、翌日からは晴れるだろう……そう思いながら過ごした、静岡初日のレポートです。
※この記事は2025年11月の訪問体験をもとにしています。
富士山本宮浅間大社|雨の中でも朱色が映える全国浅間神社の総本社
富士山本宮浅間大社は、全国に約1,300社ある浅間神社の総本社です。
富士山を御神体とする神社で、富士山8合目以上はこの浅間大社の境内にあたるとされています。
創建は紀元前に遡るとも伝わる、日本最古クラスの神社のひとつです。

雨天でも朱色の社殿が鮮やかで参拝客の列が続いていた。
クラウンヒルズ富士宮ホテルから車で5分ほどで到着。
あいにくの曇り空でしたが、朱色の楼門は雨の中でも鮮やかで、境内に入った瞬間に空気感が変わります。

漆黒に金の文字が荘厳な雰囲気。
拝殿に掲げられた「浅間大社」の扁額は漆黒に金文字で、見上げるだけで背筋が伸びる迫力です。

雨に濡れた朱塗りがしっとりと美しい。
本殿は「浅間造り」と呼ばれる独特の二重楼閣建築。
徳川家康が関ヶ原の戦いの勝利に感謝して造営したとされており、国の重要文化財に指定されています。
雨に濡れた朱塗りがしっとりと映えて、晴れた日とは違う趣がありました。

水が澄んでいて、雨の日でも幻想的な雰囲気だった。
境内にある湧玉池は、富士山の雪解け水が湧き出す特別天然記念物。
水温は年間を通じて13度前後で一定、驚くほど澄んだ水が静かに湧き出しています。
雨で薄暗い空のもとでも、池の水の透明感は際立っていました。

「駿河國一之宮・富士山本宮」の大きな朱印が迫力満点。
令和7年11月9日の日付入り。
御朱印は社務所でいただけます。
「駿河國一之宮」の称号と富士山本宮の朱印が重なった、存在感のある一枚でした。
参拝所要時間は約1時間。境内が広いので、湧玉池まで含めてゆっくり見て回れます。
- 住所:静岡県富士宮市宮町1-1
- 参拝時間:6:00〜20:00(季節により変動・要確認)
- 参拝料:無料(一部エリアは有料)
- 駐車場:周辺に有料駐車場あり
※参拝時間・料金は変更の可能性があります。お出かけ前にご確認ください。
夫婦たび管理人
ランチ|さの食堂(富士宮焼きそば)|地元民に愛される昭和の食堂
富士宮焼きそばといえば、B-1グランプリで全国区になったソウルフード。
ラードで炒めた専用の蒸し麺に、削り粉(いわゆる肉かす)が決め手の、富士宮ならではの一品です。
浅間大社から歩いてすぐの「さの食堂」は、観光客向けではなく地元民に長年愛されてきた昭和の食堂。

浅間大社から徒歩圏内にある。
外観は昔ながらの食堂そのもの。
「富士宮やきそば」の大きなオレンジ色の看板が遠くからでもよく見えます。

地元の常連さんが多い印象。
店内は座敷とテーブル席のこじんまりとした構成。
壁には富士山の写真やポスターが貼られていて、地元愛が伝わってきます。

富士宮焼きそばは小500円・大700円。定食類はライス・みそ汁・漬物付き。

ふらっと一人でも入りやすい価格帯。
メニューは手書きで、富士宮焼きそばは小500円・大700円。
定食類はライス・みそ汁・漬物付きで800〜1,000円という良心的な価格帯です。

麺は太くてもっちり、ラードの香ばしさが食欲をそそる。
運ばれてきた富士宮焼きそばは、削り粉と紅しょうがをたっぷりのせたザ・定番スタイル。
麺は太くてもっちりとした独特の食感で、ラードで炒めた香ばしさが鼻に抜けます。
ソースは濃いめで、削り粉の風味がアクセントになっていて、一口食べると「あ、これが富士宮焼きそばか」とすぐわかる個性があります。
派手さはないけれど、地元で長年食べられてきた理由がよくわかる一皿でした。
- 店名:さの食堂
- 住所:静岡県富士宮市大宮町(要確認)
- 富士宮焼きそば:小500円・大700円
- 駐車場:要確認
※営業時間・定休日は変更の可能性があります。お出かけ前にご確認ください。
夫婦たび管理人
ウチの奥さま
富士山世界遺産センター|富士山が見えなくても行く価値はあるか?

逆さ富士をモチーフにした斬新な建築デザインが印象的。
さの食堂からは歩いても行ける静岡県富士山世界遺産センターへ。
逆さ富士をモチーフにしたという白い逆三角形の外観は、ひと目でわかる個性的なデザイン。
浅間大社の大鳥居と並んで建つ外観は、それだけでも写真映えします。
入場料は大人300円。富士山の自然・歴史・信仰について学べる展示が充実しています。

晴れていれば富士山が正面に見えるはずが……
この日は完全に雲の中でわずかに裾の部分のみ見えます。

こういう日のために置かれているらしい。
館内を上ると最上階に展望フロアがあり、晴れていれば写真のように富士山が正面に見えるはずです。
この日は、完全に雲の中。
なんと展望フロアにはイーゼルに富士山の写真パネルが置かれていました。
スタッフの方に聞いたところ、こういう日はけっこうあるとのこと。
ちょっと切なかったですが、逆に笑えたので良しとします。
夫婦たび管理人
ウチの奥さま
- 名称:静岡県富士山世界遺産センター
- 住所:静岡県富士宮市宮町1-1
- 開館時間:9:00〜17:00(季節により変動・要確認)
- 入場料:大人300円・子供150円(要確認)
- 駐車場:周辺有料駐車場利用
※開館時間・料金は変更の可能性があります。お出かけ前にご確認ください。
みなと新鮮館|まるに茶業の抹茶ソフトが絶品だった
富士山世界遺産センターから車で約1時間半、沼津市内のお土産・グルメスポット「みなと新鮮館」へ。
施設自体はお土産屋さんがメインで、沼津港エリアらしい海産物や地元の特産品が揃っています。
ここで目に留まったのが、館内に入っていたお茶屋さん「まるに茶業」のソフトクリームコーナー。

抹茶の濃度を選べる。
「お茶屋の本気」というキャッチコピーに思わず足が止まりました。

小豆との相性が抜群だった。
注文したのは抹茶あずきソフトクリーム。
色が鮮やかな濃い緑で、一口食べると抹茶の香りが広がります。
お茶屋さんが本気で作ったソフトクリームというだけあって、抹茶の風味が市販品とは別格。
小豆との相性も抜群で、雨でテンションが落ち気味だったこの日の、ちょっとした救済スイーツになりました。
ウチの奥さま
富士宮・沼津6日目まとめ
こんな人におすすめです。
- 富士山エリアの神社・歴史スポットに興味がある人
- 富士宮焼きそばを本場で食べてみたい人
- 富士山世界遺産センターで富士山の歴史・信仰を学びたい人
- 沼津港エリアのグルメ・お土産を楽しみたい人
なお、こんな人には向かないかもしれません。
- 富士山の絶景を目的にしている人(天候次第で全く見えない日もあります)
- 世界遺産センターで富士山ビューを期待している人(曇り・雨の日はご注意を)
夫婦たび管理人
ウチの奥さま
次の記事|回転寿司すし之助(沼津)へ
この日の夕食は、沼津リバーサイドホテルからタクシーで向かった回転寿司「すし之助」。
乗り込んだタクシーの運転手さんに「どこかいい寿司屋ありますか?」と聞いたら、迷わず「すし之助」と返ってきました。
地元の人がゲキ褒めする店、ハズれるはずがない。
夫婦たび管理人

