【海外旅行のゴキブリ対策】ホテルの部屋にゴキブリが出たときの対処例

おことわり
この記事内容については、気分を害される方も少なからずいらっしゃると思います。ですから夫婦たびでは果たして記事にして良いものなのかどうか、本当に考えました。ですが起きた事実を「隠す」のではなく、事実を誇張することなく正しく書き留めておくことも何かのお役立ちになるだろうと思い、ここに書いておくことにしました。

ここからのお話は、夫婦たびで実際に起きた『虫』にまつわるハプニング。

ですから、虫キライの人(って、積極的に好きな人は少ないでしょうけど)や、想像力が豊かすぎる人は、この記事は読み飛ばしてください。

さて、私達夫婦は前の記事のとおりホイアンランタン祭りを見て、フュージョンマイアダナンの無料シャトルバスでPM9時過ぎにホテルに戻ってきました。

そして、ここからハプニングはスタートします。

結局フュージョンマイアダナンでは3室ルームチェンジ

フュージョンマイアダナン_客室配置図

フュージョンマイアダナンお部屋配置図
既にチェックイン初日に2104号室から2102号室へルームチェンジしてもらっています

なお、フュージョンマイアダナン最初にチェックインした2104号室から2102号室にルームチェンジをしてもらった理由については、こちらの記事に書いています。

【ベトナム】フュージョンマイアダナンの部屋は最高!だけど工事騒音が残念だった件
 
平たく言えば「チェックインしたときの工事騒音」と「最初のお部屋は工事クレーンの作業員からプライベートプールが丸見えだった」ので、ここで5日間を過ごすのはちょっと…

と思い、ルームチェンジをダメもとでリクエストしたら、快くOKしてもらえたというお話。

まあラッキーというか、フュージョンマイアダナンのおもてなし精神は本当だったということなんです、はい。

なんですが、この2102号室宿泊3日目にハプニングが発生し、2101号室に3室めのルームチェンジをしたんです。

フュージョンマイアダナン2102号室にPM9時過ぎに戻ったら

この日はフュージョンマイアダナンのスパを午前中に受け、午後からは無料シャトルバスを利用してホイアンランタン祭りを見てから帰ってくる予定にしていました。

フロントで行きと帰りのシャトルバス時間を予約し、出発前にお部屋のお掃除をお願いしておいたんです。

ですが、お部屋を出たのがお昼過ぎ、しかもスパを受けてシャワーを浴びたあとだったので、ついついお掃除キーパーさん用の枕銭チップを置き忘れてしまい。

というか、置き忘れたことすら覚えていませんでした。

そして、ホイアンランタン祭りを楽しんで、お部屋に戻って着替えながらホイアン散策でまた汗をかいたので

「お風呂にお湯をためようか、でも夜遅いし面倒くさいから今日はシャワーで済ましちゃお」

とかって考えながら、トイレに向かったんです。

フュージョンマイアダナン_バスルーム

フュージョンマイアダナンお部屋のトイレ

そしたらですよ…

お部屋のトイレの入り口床に茶色い謎の物体...

トイレに入るドアのスグ入り口床に、何やらもんやりと茶色い物体があると。

お部屋に帰ってきたばかりで電気をガッツリとつけていなかったのと、南国ホテル特有の照明の暗さもあいまって、しかもシャワーを浴びる前でほぼほぼ全裸&メガネを外した状態でしたので、見るもの全てがもんやーりとしか見えない状態。

最初は「なんだコレ」って思ったくらいだったんですが、でもトイレに茶色い物体ってねぇ。

まさかの『ウ◯コ』だったら、踏んだらダメージ大きいなーと思いまして。

それで、メガネをかけ直して、あらためてトイレに入るドアのスグ入り口床にある『何やらもんやりと茶色い物体』を恐る恐る見てみましたの。

「...ニオイはしないからウン◯ではない」

「じゃあ何?」

「...ピクピクしてる...足?」

「・・・足が動いてる??」

「何だこれ...あ、虫だコレ」

「あああああっ、コレってもしかして...ゴキブリ!?」

そうです、北海道育ちで札幌マンション暮らしの私達夫婦は、大きなゴキブリを見たことがなかったという。笑

なので、最初にトイレに入るドアのスグ入り口床にある『何やらもんやりと茶色い物体』を見ても、スグにゴキブリだとは思いませんでした。

最初にウ◯コか?と疑ったくらいで。

南国で見た本格的な大型ゴキブリ。

その大きさ約5cm。

しかもひっくり返って、足をゆーっくりピクピクさせてる。

「初めて見たーーー!」

「ちょっと感動!」

なーんて言ってる場合じゃなくって、このままにしておくワケにもいかないのでなんとか除去しなきゃねーという話になったのですが、

ゴキブリってわかったら逆にキモい、キモ~~~イ!

ウチの奥さま

夫婦たび管理人

やっぱ俺かい...

 
とはいえ、いくらメスクワガタに形が似ているからといって、茶色い5cmもあるゴキブリを素手で触って外にポイっすることもできず。

逆に外にポイっとして、カサカサお部屋に帰ってこられてもイヤですし。

なのでここは心を鬼にして、叩き潰すことにしました。

もちろん自分の靴や持ち物ではイヤだったので、ホテル客室に出たゴキブリなんだから、ホテルの備品で処理しようと、室内スリッパでチャレンジすることに。

とはいえ、初ゴキブリ叩き体験です、私。

勝手がわからないので、ひっくり返ってピクピクしているゴキブリにとりあえずティッシュを被せ、一気にパーーーン。

パーーーン。

パーーーン。

と3回。

たぶんもう死んだでしょう。

でも、ティッシュをどかして、その姿をとっても見れない。

絶対ムリ。

ここからどうやって、この始末したゴキブリを捨てれば良いのでしょう?

ゴキブリ退治に不慣れな私は、後先考えずにまず叩いちゃったんです、ゴキブリを。

予備で持っていたコンビニの割り箸がこれほど役立つとは感激!

たぶん、あのティッシュの下には、潰れてグッチャグチャになったゴキブリがいる。

そんなの手でつまんでティッシュを丸めるのも、勇気がいるんですね。

イヤだなー、イヤだなーって思っていたときに浮かんだのが、スーツケースに入れっぱなしにしてあるコンビニの割り箸。

「割り箸なら、ティッシュごとつまんで外に持っていって捨てられる!ナイス俺!!」

持参していた割り箸を使って、見事にティッシュごとゴキブリをつまんで、お部屋からすこし離れたホテル庭の影に捨てたのでした。

こうして夫婦たび初のゴキブリハプニングは、事なきを得たのです。

少なくとも私はそう思っていました。

まさかの2匹め

でも、少し気になっていた点が1点。

「どうしてあのゴキブリ、トイレでひっくり返って足をピクピクさせていたんだろう」

お部屋の中を動き回るのならまだしも、なぜトイレ入り口の床に、しかも足で踏んじゃいそうなところに、ひっくり返って、ゆーっくりとピクピク足の動かしながら、ほぼほぼ死にかけ状態でいたのか?

なんでなん?

とは思ったのですが、まあなんとか処分してお部屋の外に出しましたから。

この日一番の仕事を終えた私は、ようやくシャワーを浴びることができました。

フュージョンマイアダナン_2101号室バスルーム

フュージョンマイアダナンのお昼のバスルーム
写真にあるガウンの左奥がトイレ入口
右側がシャワールーム
そしてシャワールームの手前がバスタブです

さてさてシャワーをと思い、シャワールームの床を入念にチェックし、茶色いモノがいないことを確認してからお湯を出して、シャワーを浴びました。

そして、シャワールームで足元を洗おうとかがんだとき、偶然にもシャワールームのガラス越しにさっきも見たような、おんなじような茶色いモノがバスタブの入り口あたりに見えました。

「まさかね」

シャワーを浴びる時ってメガネしてませんから、またまたもんやーりとしか見えない。

で、ウチの奥さま妻を

夫婦たび管理人

「おーーい、おーーーい!」

とシャワールームまで呼びまして、

夫婦たび管理人

そのバスタブの階段のところにある茶色いのって、まさかだよね?

...さっきとおんなじヤツ

ウチの奥さま

夫婦たび管理人

まさかじゃナイんかーーーい!

【閲覧注意の衝撃映像】まさかの2匹め

フュージョンマイアダナン_2102号室バスルーム1

そそくさとシャワールームから出まして
誰にも信じてもらえないかもしれないのでとりあえず記録写真を取ることに

フュージョンマイアダナン_2102号室バスルーム2

シャワールームの手前側にあるバスタブ
タブが深いので手前に階段のようなステップがあるのですが

フュージョンマイアダナン_2102号室バスルームバスタブステップにゴキブリ1

その足をかけるステップのところにまたまた発見、茶色いヤツ

フュージョンマイアダナン_2102号室バスルームバスタブステップにゴキブリ拡大

なんともまあ…
ご立派なお姿で

またもや先ほどトイレの入り口床にいたのと同じように、足で踏んじゃいそうなところに、ひっくり返って、ゆーっくりとピクピク足の動かしながら、ほぼほぼ死にかけ状態でいたという。

お風呂で叩き潰して、なんか中からエキスとな出てきちゃったら、そのお風呂にはもうお風呂には入りたくない。

しかも、もう割り箸の在庫もない。笑

私の心はこの時点でポッキリ折れました。

英語で「ゴキブリ出た!なんとかして!」ってなんて言えばイイの?

さすがの2匹めは自力で処分する気力もなく、私はホテルのコンシェルジュに電話して私達の担当フュージョニスタに何とかしてもらおうと思いました。

で、お部屋から電話したんですが、『アナタの担当フュージョニスタ本日はもう帰りました』と英語で言われ。

こりゃあまいったなー、英語で「ゴキブリ出た!なんとかして!」ってなんて言えばいいんだ?と思いつつとっさに出た英語が

夫婦たび管理人

コックローチ!コックローチ!ムービング イン・マイ・ルーム!メイクアップルーム アゲイン!!

ほぼほぼ英単語を並べただけでしたが、どうやらすんなりと意味は通じたようで「今スグ清掃係を向かわせます」というニュアンスでお返事をもらいました。

そしてお部屋で待つこと10数分…

時刻はもう夜の10時を回ろうかというところ。

「ずいぶんと待たせるなー」と思っていたときに、二人のルームキーパーさんがキンチョールスプレーみたいなのを持ちながらお部屋にやってきて、速攻でゴキブリを取り除いてくれました。

ですが私達夫婦のご機嫌が悪そうな空気を察知したのか、ルームキーパーさんから

『ルームチェンジ?』

って言ってきたんですよ。

ラッキー!

めっちゃラッキー!!

ということで

「イエース、イエース、ルームチェンジ プリーズ!」

といって、その場で対面にある2101号室へルームチェンジをしてもらえたという。

これがフュージョンマイアダナンでの2度めのルームチェンジとなったのでした。

フュージョンマイアダナンで2度めのルームチェンジとなったものの

でもですね、なんか釈然としないんです。

そもそも、なんで出かける前にお部屋のお掃除を頼んでからホイアンランタン祭りに行ったのに、ゴキブリがメイクアップルーム後にいたのか?

2匹も、トイレの入り口床と、バスタブの入り口ステップという、どちらも足をかけるところにわざわざ、動き回らないように「ほぼほぼ死にかけた状態」でひっくり返っていたのか?

自然現象にしては不自然すぎると。

おかしい。

なんかおかしい...

「そういえば、今日って枕銭チップ置き忘れていったよね?」

「だから?」

「もしかして...」

「ワザとだったってこと?まさかよー」

とあらぬことを考えてしまったのです。

翌朝の朝食時に担当フュージョニスタに苦情を伝える

どうも釈然としないまま、2度めのルームチェンジ後の朝を迎え朝食会場に行ったら、私達夫婦の担当フュージョニスタが朝の挨拶にやってきました。

ですが、ゴキブリのことに関しては何も触れようとしないんです。

なので、ちょっと私「イラッ」ときてですね、コレはきちんと苦情として伝えなきゃイカンと思い、担当フュージョニスタに「朝食後に話がある」と朝食会場のスミにあるソファーに招いたんです。

そして

夫婦たび管理人

昨日の夜、お部屋にゴキブリが2匹出てルームチェンジしてもらったんだけど聞いてる?

【担当フュージョニスタ】
『その件、朝のミーティングで聞きました。ゲストに失礼がないよう清掃を徹底するよう議題に上がってました』

夫婦たび管理人

あっ、そう。でもこんなリゾートホテルのお部屋にゴキブリが2匹も出るなんて信じられないんですけど

メッチャ気持ち悪くって、トラウマになりそうなくらい

ウチの奥さま


夫婦たび管理人

ゴキブリが客室に出ることってよくあるの?まさかとは思うけど、もしかしてチップを置いていないからって、清掃員の悪質な嫌がらせってことはない?

【担当フュージョニスタ】
『そのようなことは断じてありません。メイクアップルーム教育は徹底しています。ですが誠に申し訳ございませんでした』

夫婦たび管理人

ワザとじゃないっていうのなら、まあイイですけど。でも部屋の中にこんなふうに2匹もゴキブリいたら、やっぱイヤで誰でも腹立つでしょ?

といって写真を見せたんです。

すると、スマホに写ったゴキブリを見た担当フュージョニスタは、私達夫婦が本気で怒っているとようやく気づいたらしく、そこから本格的にメッチャ平謝り。

そして

【担当フュージョニスタ】
実は昨日、客室まわりの害虫駆除業者が作業をしていまして...
その薬が効いてゴキブリが排水口からお部屋に出ていったのかと...
でも2匹ってイヤですよね...
実は別のお部屋にも出て...
そちらは1匹でしたが...
私も東京に6年住んでいたので日本人のゴキブリ嫌いは知ってます...
決してワザとではありません...
今スグ客室清掃のチーフマネージャーを呼んで状況説明とお詫びをいたします』

と、こちらが聞いてもいないようなことまで話してきたんです。

まあ私達夫婦的には、こちらの苦情はキッチリ伝わったと思ったんで、

夫婦たび管理人

いや別に偉い人に謝ってもらわなくてもイイです。明日昼にチェックアウトして夜のピックアップまではこちらの共用プールを使わせてもらいますから、それまでは気持ちよくいさせてください

といって、その場を後にしました。

ワタシ的にもゴキブリが「ほぼほぼ死んだ状態」でいたのが殺虫剤の効果によるもので、人為的ではないとわかって納得しましたし。

ですが、私達夫婦の担当フュージョニスタはかなり焦っていたんでしょうね。

席を立った私達夫婦を追いかけてきて、チーフマネージャーを連れてきて、とともにわざわざお詫びをしてくれまして、まあその場は終了したという。

その日は再びホイアン昼観光に出かけるためにロビーへ

そんな朝食後にスッタモンダがあったあと、私達夫婦は予約していたフュージョンマイアスパを受け、午後からまたフュージョンマイアダナンの無料シャトルバスで、ホイアン観光に出かけるべくフロントに向かいました。

そしてシャトルバスの出発を待っていると、私達夫婦の担当フュージョニスタがひょこっと近づいてきて

【担当フュージョニスタ】
『加藤さま、先ほどは誠に申し訳ございませんでした。
お詫びのしるしといってはなんですが、私どもから2つのサービスを提供させていただきます』

と言ってきたんです。

それが

  1. アフタヌーンティーのプレゼント(2人で700000ドン(日本円3343円)
  2. 明日のレイトチェックアウトのプレゼント(2人で約6万円相当)

の2つ。

これに私達夫婦がメッチャ驚いたのは、言うまでもありません。

予期せぬフュージョンマイアダナンからのサービス提供、喜んでお受けさせていただきました。

夫婦たび管理人

あのゴキブリは実は幸運を運ぶ虫だったのか?

不謹慎なこと言ってんじゃないの!

ウチの奥さま

夫婦たび管理人

どうもスンマソン

ということで、フュージョンマイアダナンでは夫婦たび初のゴキブリハプニングをお見舞いされましたが、その後のフュージョンマイアダナンのおもてなしに逆に喜んでしまったというお話。

災い転じて福となすとは、こういうことを言うんでしょうかね...

【ベトナム ダナンのホテル】フュージョンマイアダナン⑥アフタヌーンティーをビーチサイドで満喫

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