2021年11月に『あかん鶴雅別荘 鄙の座』に夫婦で2連泊してきました。
予約したのはGoToトラベルキャンペーン割引対象の『お日にち限定!特別価格プラン/料理茶屋にて『萌木膳』というお料理のコース。
そして、お部屋は客室露天風呂つき『風の座スイート』1泊1泊41,800円(プラス入湯税1,000円)という、北海道の温泉宿ではかなりお高めのお部屋。
とはいえ、GoToトラベルを有効活用すればコノ金額に補助を受けられますから、このようなお高い温泉宿こそおトクに宿泊できます。
ということで、今回は思い切って道内夫婦たび初の2連泊をしてみました。
すると、夫婦たび初の2連泊で意外なコトを知ってしまったのです。
奥さま
夫婦たび案内人
目次
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座を選んだ理由
- 阿寒湖温泉で知っておくべきコト
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の地図と周辺コンビニ情報
- 【鶴賀別荘あかん鄙の座】予約時に感じた違和感
- 【寄り道ランチ】清水町の美味しい蕎麦屋『目分料』へ
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座にチェックイン
- あかん鶴雅別荘 鄙の座 風の座スイート燈火(とうか)502のお部屋はこんな感じ
- 【大失敗!?】あかん鶴雅別荘 鄙の座 風の座スイート燈火502の客室露天風呂
- あかん鶴雅別荘 鄙の座 風の座スイート燈火502の洗面アメニティやトイレ、備品など
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 7F大浴場はこんな感じ
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 夕食は料理茶屋『ひな』で
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 夕食のドリンクメニュー
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の夕食萌木御膳、イザ実食!
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の夕食萌木御膳、1日目の感想
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 館内をお散歩
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 バーラウンジのドリンクメニュー
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 1日目の朝食
- 2日目は阿寒から野付半島へドライブ観光
- 【全然違った!】阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 2日目の夕食
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の夕食、2日目の感想
- 2日目は早めに鄙の座バーラウンジへ
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 2日目の朝食
- 阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 風の座スイートに2連泊した感想まとめ
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座を選んだ理由
北海道リゾート鶴雅グループHPより
北海道民の私達夫婦にとって、鶴賀グループのお宿は北海道内でも高級というイメージがあり、そんな中でも『あかん鶴雅別荘 鄙の座』は上位ランクのお宿という感じ。
『阿寒湖のほとり』というの絶好のロケーションとともに、『全室スイート』でありながら『ドリンクインクルーシブ(館内・客室冷蔵庫・お食事処・バーラウンジでのアルコールや飲み物が無料)』、さらに全室客室露天風呂付きなのは凄いと。
また、北海道には最近まで『客室露天風呂付き』のお部屋が少なかったんです。
本州の温泉宿には昔からけっこうある接客サービスを最重視した『客室露天風呂付き』といったお部屋のある温泉宿自体がそもそも少なかった。
で、北海道は『お安い!食べ放題豪華バイキング!』的なノリの、お値打ち感をPRする温泉宿プランが多かったという。
そんな中でも『あかん鶴雅別荘 鄙の座』は2004年のオープン当時から『鄙に帰る』をテーマとした北海道の高級宿として、全国的に注目を集めるようになっていました。
なので、
夫婦たび案内人
であり、最初のGoToトラベルキャンペーンで夫婦たびをした『定山渓ふる川』に続き、2020年11月に『あかん鶴雅別荘 鄙の座1泊』を先行予約していたのです。
奥さま
ということで、今回は1年前のキャンセルリベンジとして、また、
夫婦たび案内人
というノリで予約をしてみました。
阿寒湖温泉で知っておくべきコト
阿寒湖のほとりにて
阿寒湖温泉(あかんこおんせん)は、北海道釧路支庁管内釧路市阿寒町の阿寒湖畔にある温泉です。
北海道でも有数の温泉郷で、湖畔に佇むホテルの多くは露天風呂を備え、湯に浸りながら眼前に阿寒湖と北海道の雄大な景色を楽しむことができます。
その歴史は古く、1858年に松浦武四郎が阿寒湖の地を調査で訪れたときには、既にアイヌの人々が利用していたそう。
なので、阿寒湖温泉郷には道内最大級のアイヌコタン(36戸・約120人が暮らす集落)があり、アイヌの伝統芸能や制作する木彫り彫刻の民芸品を間近で楽しむことができます。
泉質は単純温泉(中性低張性温泉)で「万人の湯」「神経痛の湯」とも呼ばれ、無臭・無色透明という泉質でカラダの広範囲に柔らかな効果が期待できる効能があるとされ、お湯質は低刺激で肌にもやさしく、湯疲れもしにくいので子どもから高齢者まで誰でも気軽に楽しめる温泉です。
また、阿寒湖周辺には特別天然記念物の『マリモ』が自生していることから、阿寒湖の南岸に位置する阿寒湖温泉は、ホテル・旅館をはじめ飲食店やお土産屋が建ち並ぶ道東の温泉街にもなっています。
そして、周辺には『日本百名山』として有名な雌阿寒岳や雄阿寒岳があり、野生動物のエゾシカ、キタキツネ、丹頂鶴なども生息する北海道道東の大自然の感動を身近に感じることができる温泉郷。
夫婦たび案内人
なお、じゃらんnetユーザーが選ぶ北海道人気温泉地ランキング2022で阿寒湖温泉は第4位に選出されています。
じゃらん北海道人気温泉地ランキング2022、1位はあの温泉郷!
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の地図と周辺コンビニ情報
Google Map札幌駅からあかん鄙の座まで
札幌駅からは北海道横断自動車道(高速道)道東自動車道をメインに走って304km、4時間チョイのドライブになりますから、札幌民でも日帰りするのはイヤな、函館と同じくらい大変な遠い場所です。
なので、『せっかく阿寒湖方面に行くのなら温泉でゆっくりコース』になるのです。
ちなみに、あかん鄙の座は阿寒湖温泉街にあり、ホテル入口の向かいにローソンもありますから、コンビニ探しに苦労することはありません。
阿寒湖温泉郷のコンビニ情報
なお、以前に私達夫婦が宿泊したラビスタ阿寒川の場合は、阿寒湖から車で10分ほど離れた阿寒川のほとりにありますから、コンビニは阿寒湖温泉街まで行かないとダメなので要注意です。
【鶴賀別荘あかん鄙の座】予約時に感じた違和感
鄙の座webサイトから予約確認自動返信メール
私達夫婦たびで温泉宿を予約するときは、必ず何らかの質問メッセージをするようにしています。
そうすれば、回答メールで予約したことを確実に確認できるからです。
で、今回のあかん鄙の座の場合には次のように要望と質問をしてみました。
【ご要望】
・ソファーのある部屋を希望します。
・連泊なので朝食・夕食はそれぞれ違う料理でお願いします。
【ご質問】
1.お部屋で飲むビールやアルコールに制限(種類・数量など)はあるのでしょうか?部屋冷蔵庫の在庫がなくなった場合などについてお教えください。
2.連泊時のベットメイクや部屋掃除はどうなりますか?
という、当たり障りのない質問をワザとして、その返信対応で事前の良し悪しをみるようにしているのですが、
- あかん鄙の座の場合は1週間たっても返信がなかった
という残念な応対でした。
なので、再度こちらから、今度は鶴賀グループの公式サイトお問合せに
『鄙の座に質問メールしてもリアクションないんですけど』
と送ってみたら、ようやく鄙の座担当から返信メールが届いたという。
夫婦たび案内人
まあ、何かとお忙しいのでしょうからショウガナイとは思ったものの、このときの残念な気持ちは現実面でもそうだったのです。
夫婦たび案内人
杢の抄 旅行記|感激!ニセコ昆布温泉鶴雅別荘杢の抄 夫婦たびレビュー
【寄り道ランチ】清水町の美味しい蕎麦屋『目分料』へ
チェックインはPM3時なので十勝清水ICで降りてランチ
清水町にある行きつけのお蕎麦屋さん『目分料』に寄り道
目分料のお蕎麦は細くてコシがあって最高の歯ごたえ
それに濃厚ダシのおつゆが絡まるナイスな食感が美味しい蕎麦屋さん
だったのですが、店主であるご主人が2020年に62歳でお亡くなりになってしまい…
以前は行列の絶えないお蕎麦屋さんでしたが最近はスグに入れるようになった感じもして
いつもは『あいのり』を注文するのですが本日は温泉の夕食があるので軽めに『冷やしかきあげ』をオーダー
奥様は温かいおつゆの『つけかも』
店主が急逝して半年後に奥様が再開されたそう
美味しいお蕎麦なので長く続いてほしいです
清水町まで来たら阿寒湖温泉までは残り1時間強です。
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座にチェックイン
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座にPM3時到着
札幌から高速道をフル利用しても4時間強はかかりますからやっぱ遠い
入り口にはフクロウの木彫りオブジェがドド~ンとアイヌ文化の片鱗を感じさせてくれます
フクロウの木彫り彫刻に見守られつつ鄙の座の入り口へ
ロビーフロアはこんな感じ(鄙の座HPより)
クツを脱いで上がったところから玄関口を見るとこんな感じ
スリッパはなく素足で歩くルールのようです
チェックインフロントも高級感があります
ロビー全体もかなり広く開放感がありチョイチョイ木彫り彫刻が飾られています
チェックインは阿寒湖を見渡すカウンターバーにてサイン
夜にはバーラウンジになる立派な木の一枚カウンターがカッコいいです
ウェルカムドリンクのお茶とオリジナルスイーツをいただくとお部屋に案内されました
チェックイン:PM2:00~
チェックアウト:AM11:00
チェックイン前、チェックアウト後の荷物の預かりをフロントにて可
駐車場あり、季節や日程により帯広方面、北見方面、釧路方面からの送迎バスあり、全館無線LAN(Wi-Fi)あり、全室禁煙(所定の喫煙スペースあり)
クレジットカード:VISA・JCB・MASTER・AMEX・UFJニコスほか、電子マネー:Edy、nanaco、Suica、waon、iD(フロントのみ)
あかん鶴雅別荘 鄙の座 風の座スイート燈火(とうか)502のお部屋はこんな感じ
2連泊のお部屋は風の座スイート燈火(とうか)502号室
客室露天風呂から阿寒湖が部分的に見えるカド部屋
12.5畳(61平米~)の和洋室とリラクゼーションルーム+ベッドルーム+露天風呂付です
入るとベッドルームとリビングスペースになっていて
リビングスペースの奥には阿寒湖が見える客室露天風呂があります
ベッドルームはマットレス敷きで6畳ほどの広さ
ベッドルームからお部屋入口を見ても広い!
なんか不思議なゆとりを感じさせる開放感があります
リビングスペースは12.5畳
リクエストしたソファーのある和室で腰痛持ちには優しい配慮的な
大きな木テーブルにはお菓子がスタンバイ
お部屋のわりにはテレビが小さい感じもしますが…
リビングスペースの奥にあるリラクゼーションルームには洗面と湖を眺められるデスクがあります
写ってはいませんがココにマッサージチェアも湖に向いて配置されています
【大失敗!?】あかん鶴雅別荘 鄙の座 風の座スイート燈火502の客室露天風呂
客室側からみた客室露天風呂スペース
湯上がりくつろぎ用に籐製のロッキングチェアがあるとても大きな客室露天風呂になっています
客室露天風呂にはシャワースペースを通って入ります
こちらが風の座スイート燈火502の客室露天風呂
阿寒湖に向かって左側に面したカド部屋なので隣のホテルが邪魔して眺望が悪いという残念さ
泊まってみて初めてわかったパーシャルレイクビューという風の座スイートのカラクリ
(鄙の座HPより)
ちなみにパーシャルは『部分的』という意味です
ホテル公式HPの写真のような阿寒湖に向かって右側の角部屋をリクエストすれば良かったのかな?と後悔するものの時すでに遅し…
なお、客室露天風呂はかけ流しではなく循環ろ過装置を使用、入浴してお湯が減った時に新しい源泉が自動的に注がれるタイプで、お湯は塩素消毒をしているそうです。
鄙の座のお部屋は全面湖側のナイスビューお部屋もありますが、そうなると予算的にググッとお高くなりますし。
夫婦たび案内人
奥さま
とはいえ、このビューに関しては現地でお部屋に入ってから初めて知ったので、今回の予約時には全くのノーマーク。
だから、事前リクエストはできなかったと思います。
あかん鶴雅別荘 鄙の座 風の座スイート燈火502の洗面アメニティやトイレ、備品など
リラクゼーションルームにある洗面スペースの備品は次のとおり
鏡にマッサージチェアが映りこんでました
メンズ用バルクオム製ワンデイスキンケアセットとPOLA製シャンプーセット
歯磨きブラシやコットンやクシなど
ボディタオルや髭剃り、大浴場に行くときの専用ポーチ
イオンドライヤーなどもセットされています
洗面スペースの反対側には室内着や浴衣、バスローブなどがあり
女性用のデザイン浴衣はロビーで選んで借りるシステムです
デスク上の備品にはオーディオセットがありリラクゼーションスペースで音楽を楽しむこともできます
ナノイー式の空気清浄機も配備
客室入り口のスグ横にあるミニバースペースにはグラスや冷蔵庫
お水やお茶、ビールやソフトドリンクなどがセットされています
これらはすべて無料で無くなったらフロントに電話をすればスグに補充してくれるそう
冷蔵庫は2ドアタイプで冷凍庫には無料のアイスが入っていました
冷凍庫つきだと冷蔵品のお土産を買っても保管できてナイス!
客室のトイレは2つあって、いずれもシャワートイレ付き
夫婦で使い分けもできるトイレって贅沢ですね
【女性】 ポーラ B.Aクレンジングクリーム、洗顔クリーム、保湿化粧水、保湿乳液
【男性】 バルクオム洗顔料、化粧水、乳液
綿棒、コットン、ヘアバンド、歯ブラシ、裁縫セット、ネイルケアセット、バンソーコー、かみそり、ヘアブラシ、クシ、シャワーキャップ
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 7F大浴場はこんな感じ
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 7F大浴場 石室の湯金の弓入り口
大浴場は男女入れ替え式で7階は男性16時30分~22時、女性 22時30分~翌11時
6F大浴場とは逆の時間設定になっています
大浴場は源泉掛け流し、源泉58.7℃の単純温泉
効能は神経痛リュウマチ・痔・病後回復ストレス解消・運動機能障害・関節痛・筋肉痛・五十肩・神経痛・打ち身・冷え性だそう
大浴場にはバスタオルとフェイスタオルが置いてあります
客室数25室の温泉宿ですから脱衣場もそれなり
内湯も洗い場4つとこじんまり
阿寒湖を眺望できる屋上露天風呂の出入り口
右側には岩盤浴があります
こちらでは岩盤浴ではなくホットストーンセラピーというらしく
一番奥に寝っ転がれるスペースはありますが基本的に腰掛けるタイプの岩盤浴でした
屋上にある展望露天風呂はお見事の眺望
ですが右側には別のホテルが見えます
図面的には7階大浴場はこんな配置(鄙の座HPより)
なお6階大浴場は湖側とは反対の道路側なので露天風呂はありません
お風呂上がりの一杯は無料サービスの北海道ブランド養老牛ビン牛乳
ちなみに、鄙の座の6Fおよび7F大浴場は①14時~15時、②15時15分~16時15分といった早い時間限定であれば1時間単位で一組11,000円(税込)で貸し切りにすることもできるようです。
大浴場の屋上展望風呂でで阿寒湖温泉の景色を存分に楽しんだら、お部屋に戻って冷蔵庫に入っているビールを飲みつつ、テレビを見ながら夕食までの時間を楽しみます。
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 夕食は料理茶屋『ひな』で
鄙の座の夕食は3Fにある料理茶屋ひなにて
テーブル席と掘りごたつ式の席があるようですがこの日はテーブル席でした
1日目の夕食お献立:萌木御膳
いよいよあかん鶴雅別荘 鄙の座の夕食が始まります
どんなお料理が出てくるのか夫婦でワクワク!
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 夕食のドリンクメニュー
あかん鶴雅別荘 鄙の座のお食事処のドリンクはすべて無料なので、お料理に合わせてお酒を自由にチョイスできます。
ということで、さっそく夕食のドリンクメニューをチェックしてみます。
生ビールはサッポロクラシックと黒ラベル、瓶ビールだとスーパードライやエビスなど
ノンアルコールビールやサワー、ウーロンハイ、ソフトドリンク
こだわりの梅酒やゆず酒などもあります
日本酒は北海道の地酒をグラスで
釧路・根室・旭川・増毛の地酒です
他にも一ノ蔵、八海山、天狗舞、酔鯨などのグラスや熱燗もあります
焼酎も北海道産のものや各地の麦、芋などがグラスで飲み放題
一刻者や明るい農村が飲み放題ってスゴい!
スパークリングワインもクレマンドブルゴーニュの白とロゼを楽しめます
池田町ワインの赤と白は1本2,500円くらいするハズなのに飲み放題って…
あとはフランス、チリ、イタリアなどのワインをグラスでイケます
いずれのドリンクも巷の飲み放題ではお目にかかれない高級なお酒や人気のお酒ばかりですから、私達夫婦のような飲んべえはお酒だけでもとが取れちゃう感じがします。
夫婦たび案内人
奥さま
ということで、お料理が変わるたびにバンバン新たなお酒を注文する私達夫婦でしたが、なぜかお酒はオーダーしてもすぐ来ない(焦らしプレイ?)のは少し気になりました。
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の夕食萌木御膳、イザ実食!
あらためて本日の夕食萌木御膳の御献立
まず最初にテーブルセットされていたのがこちら
着席するとスグにお鍋に火がつけられました
つまり御献立の箸付・前菜・造里・鍋まで出ている状態
食前酒はりんご系のお酒だったような…
箸付(左上)エゾあわびとキノコの冷製茶碗蒸し 銀杏 むかご
前菜:北海しまえび茹で、真つぶ貝旨煮、サンマ利休焼き、紅マスの手まり寿司、くるみチーズ豆腐、柿と大豆の白あえ、丸十レモン煮
これだけで冷酒2杯イケそう…
お造りは 幻の魚イトウ、本マグロ、ボタンエビ
こちらでも冷酒1杯は確実
道産めんめ白味噌鍋鄙の座風
道東でキンキのことをメンメと呼びます
道東キンキの脂が白味噌鍋にたっぷりと溶け出してまさに逸品
キンキって脂が美味しいんですよね、身もホクホクふわふわで旨し
焼き物は大助の照り焼き 叩き長芋 伽羅ぶき
ちなみに大助とは時鮭の中で特に美味しいと言われている鮭の最高峰
伽羅ぶきはフキを佃煮のように煮たものです
なんですが…あれれっ?焼き物がぬるい(熱々でない)
私達夫婦はお酒と会話を楽しみながらの食事なので、どうしても食べるペースが遅くなりがちなのですが、それにしても焼き物が熱くないのは…
選べる煮物
こちらは釧路産さんまのおろし煮
(これも熱々でない…)
もう一つの煮物、道東産大アサリ貝と季節野菜の酒蒸し
(これもまた熱々でない…)
煮物が選べるのはナイスですが、やっぱ熱々じゃないのって奇妙…。
強肴:びほろ和牛のロースト インカのめざめ 山わさび醤油づけ
すでに見た目で熱々じゃないのがワカル的な
お肉には赤ワイン!ということでココから池田町ワインの清見やチリのカベルネ・ソーヴィニヨングランキュヴェなどをガバガバ
食事は炊きたての栗ごはん窯焚き
お米は北海道むかわ町産のふっくりんこ使用
赤だしと香の物でいただきます
ラストの菓子はパティシエ特製焼きりんごのバニラアイス添え
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の夕食萌木御膳、1日目の感想
ドリンク無料であるにもかかわらずお酒のバリエーションは多く、なおかつお安くないお酒の銘柄ばかりだったので、めっちゃお得に感じました。
ですが、鄙の座の夕食萌木御膳にはちょっと…
お料理はどれもお味良く、いずれも美味しくいただけますが、焼き物から強肴までが熱々ではなく『ややヌル』だったのはマイナスかも。
って、それもそのはず、食事の途中にトイレに行ったら(お酒をガバガバ飲んでいるので)、たくさんの焼き物などが既にお皿にセットされ通路のワゴンに置いてありました。
どうやら、宿泊人数分をいっぺんにつくっているようでして、それなら熱々じゃないよね~って。
お料理の良し悪しに温度は重要な要素ですから、その点がちょっと気になりました。
でも、お酒は最高~!
お給仕さんも私達夫婦がガンガン飲むのを学習してしまったようで
『お部屋でも飲むのでしたら赤ワインをボトルでお持ちしましょうか?』
と、みずから言っていただけたのは高評価です。
夫婦たび案内人
奥さま
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 館内をお散歩
夕食はPM6時からだったので8時すぎには終了。
バーラウンジのオープンはPM9時なので、それまで鄙の座のロビーまわりをプラプラお散歩してみました。
ロビーラウンジは夜になると雰囲気バツグン
ホテル向かいにあるローソンの明かりがなければムード満点な感じ
展示してある木彫りのオブジェが見事でついつい見入ってしまいます
コレっていわゆるアイヌ犬(北海道犬)かしらね?
春のヒグマ親子とか
夏のヒグマ親子とか
昭和にお土産として家にあった木彫りの熊の置物とはクオリティが全然違う…
まるで命が宿っているかのようにすら見えます
JBLアンティークスピーカーのあるリスニングルームではお酒を飲みながら音楽を楽しむこともできます
音楽を楽しむフクロウ
他にもロビーラウンジには浴衣を選べるコーナーだったり
お土産販売コーナーなどもあり
7色に変化する珠を加えた水出し龍などもいまして
阿寒湖は風水学上から龍脈そのものがドクロをまき『氣』のエネルギーが強く溜められてる所だそう
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 バーラウンジのドリンクメニュー
ロビーラウンジをプラプラお散歩していたらちょっと疲れてきたので一度お部屋に戻りPM9:20頃にバーラウンジに来てみたら…
あらビックリ!
本当にカウンターが満席となっていました
なので定員さんにお願いしてカウンター横にあるロビーテーブルに着席
でも、こちらの店員さんは1人しかいないのでてんてこ舞い的な感じ。
他の口コミでは『バーの店員さんの態度が悪い』などという書き込みも見ましたが、1人だし他の仕事と兼任で忙しいからショウガナイかも。
とはいえ、オーダーは普通に取りに来てくれますし、すべてのドリンクがインクルーシブサービスなんだから、接客態度については良しとしましょう。
で、PM9時から10時半まで無料で飲めるバーラウンジのドリンクメニューはというと
ビールは瓶1種類のみ、ワインは赤白ともハウスワインです
鄙の座バーラウンジオリジナルは8種類
その他にもジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキーベースのカクテルや
ブランデー、リキュールベースのカクテル
ウイスキーも竹鶴ピュアモルトとかオールドパー12年とかアイラ島のボウモア12年とかラフロイグ10年とか
これがすべて無料?
アイランズ、ハイランド、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウンなどウイスキー通にはたまらない銘柄もあり
これらが1.5時間限定とはいえすべて無料で楽しめるバーというのは初めて
とはいえ食事でもたらふく飲んでいるのであまり飲めず
ボウモア12年をロックでちびちび
奥様はオリジナルカクテル秋霜
木苺とクランベリーで甘酸っぱく仕上げたカクテルですが甘口だったとのこと
夫婦たび案内人
奥さま
PM10時くらいになると夜食の『おいなりさん』がロビーラウンジに静かに並び
目ざとく見つけられた人は楽しめるシステムです
こうして飲み放題食べ放題の阿寒の夜は更け行く…。
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 1日目の朝食
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の朝食は、夕食と同じ料理茶屋ひなの同じテーブルにセットしてありました。
朝食は御献立などがなくお給仕さんが説明してくれる方式
お野菜メインのシンプル系和食かな?
地物の野菜サラダも新鮮でボリュームたっぷり
湯豆腐チックな下から火で温めるお豆腐や
焼海苔も下から火で温める木箱だっだり
炊きたてご飯も1人づつのお釜で(おかわり自由)
焼き魚と卵焼き1切れ
まあ炊きたてご飯とイクラの醤油漬けがあればそりゃあ満足ですけど
ちなみにイクラの醤油漬けおわかり自由はスゴイ!
それにしても朝食はシンプル和定食です
デザートの果物とコーヒー
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 1日目の朝食は、お腹いっぱいにはなるものの、他の温泉宿と比較すると何か物足りなさを感じるメニュー内容でした。
2日目は阿寒から野付半島へドライブ観光
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座で朝食を済ませたら、道東野付半島にある野付漁業協同組合直売店『海紋(かいもん)』を目指してドライブです。
GoogleMap_阿寒湖温泉から野付半島までは114km、約2時間のドライブです
この日は天候に恵まれまさにドライブ日和!
AM10時にあかん鄙の座を出発し
目的地である野付野付漁業協同組合直売店『海紋(かいもん)』には昼過ぎに到着
11月ですからそろそろお正月用にと…
浜茹での北海しまえびとか
北海道で一番大きいホタテと称される野付産ホタテ貝柱を購入
野付産ホタテが2Lサイズで6,000円はお安いかも
北海しまえびも1kgだとお正月に食べごたえあります
それにしても野付産ホタテの2Lは大きい!
冷凍でこのサイズですから解凍するともうひと回り大きくなるんです
そして甘くてコリッコリで新鮮でウマい!
コレはヤバいやつです
お目当てのホタテと北海しまえびを購入
野付から海越しに見えるは国後島か
鄙の座に帰る途中に摩周湖に寄ってみたら
摩周湖も快晴でバッチリ見えちゃいました
北海道らしい風景だなぁ~と実感
でもこの日は金曜日なのに観光客はほとんどおらず…
これもまたコロナの後遺症でしょうね…
阿寒摩周国立公園内の双湖台などに立ち寄り
PM4時ころに鄙の座に到着。
本日のドライブの疲れを癒やすべく大浴場で温泉を楽しみ、2日目の夕食に備えてお部屋ビールを飲みつつコンディションを整えます。
【全然違った!】阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 2日目の夕食
あかん鄙の座連泊2日目の夕食御献立
1日目とは違ったお料理を楽しめそうです
お食事処のシチュエーションもテーブル席から掘りごたつ席に変わりましたから気分一新
最初にセットされていたのは食前酒
箸付:ブリの内子蒸し、ウニ、青味
前菜:ブリの南蛮漬け、イトウの土佐付け、やまべの有馬煮、旬の野菜いろいろ
1日目とは器も内容も違ってお味だけでなく目でも楽しめます
そして造里が2日目は見た目に圧倒的な迫力!
本マグロ、生ウニ、虹マス、ホッキ貝、ヒラメ薄造り、ボタンエビ
どれも新鮮なのはもちろんのこと、味も抜群に美味しいので大満足
本日も日本酒グビグビです
2日目の鍋は道産黒毛和牛のしゃぶしゃぶ 旬の鍋野菜
昆布ダシのお湯に旬野菜を入れ
サシがきれいに入った道産黒毛和牛をしゃぶしゃぶしていただきます
焼き物は目抜きの幽庵焼き 甘長とうがらし
あれっ、今日の焼き物は熱々でウマい!
煮物は花咲蟹の葛煮、豆腐、ホウレン草、椎茸、長ネギ
この煮物も今日は熱っ熱でウマい!
揚げ物はオホーツク産ホタテのかき揚げ 天だし
こちらの揚げたてでホックホクの旨さ!
ご飯は千石黒豆ご飯の窯炊き
お米は北海道むかわ町ふっくりんこ使用
炊きたての黒豆ご飯とともに赤だしと香の物、さらにはこれまでのお料理をオカズにお酒を飲みながらゆっくり味わいます
菓子はパティシエのスペシャルデザート
たしかスイートポテトみたいなお味だったと思います(すでに酔ってて…)
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座の夕食、2日目の感想
鄙の座2日目の夕食は前日にフリードリンクのお酒の種類を学習していたので、お料理に合わせたお酒のマリアージュを存分に楽しむことができました。
また、2日目のお料理は1日目と違ってお料理の温度が最適!
『どうして1日目とこんなに違うのかな~?』と思いながら飲みすぎてトイレに行くと、私達夫婦が1日目に食べた焼き物などのお料理が、またまた既にお皿にセットされ通路のワゴンに大量置き状態。
一方、本日の私達夫婦の夕食はどれも1日目とは別メニューなので、焼き物・煮物は出来立て熱々のまま提供されますから美味しいという。
つまり、このお宿では他の皆さんと同じメニューなのだと出来立てホヤホヤの美味しい料理がいただけないのかな?と推察しました。
お料理自体の味はとても良いのだから、あとは宿泊客にサーブするときの温度管理に氣くばりできれば良いのに…と思った次第です。
2日目は早めに鄙の座バーラウンジへ
2日目はバーラウンジ開店5分前にカウンターに陣取り1番に着席
竹鶴ピュアモルトのストレートから始めました
奥様はメキシコ・プエルトバジャルタの夫婦たびを思い出しつつテキーラサンライズを2杯
夫はさらに調子に乗ってハイランドウイスキーのロイヤルロッポナガー12年のストレートや
オーバン14年のストレートも飲みヘベレケになりました
散々ラウンジバーで美味しいウイスキーを堪能し超ご機嫌、お部屋に戻って客室露天風呂にザンブリと浸かり、気持ちよくzzz…。
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 2日目の朝食
2日目の朝食も夕食と同じ掘りごたつのお部屋でいただきます
メニュー的には1日目とあまり代わり映えしない感じかな
違うといえばこの小鉢とか
ホタテの貝殻焼きくらいかな
和朝食のクオリティとしては高いと思いますが、ほぼほぼ1日目と一緒的な印象です
イクラの醤油漬けとか海苔とか
季節のフルーツとコーヒーで終了
朝食後はお部屋に戻り、最後の客室露天風呂を楽しんで11時にチェックアウトさせていただきました。
阿寒湖温泉 鶴賀別荘 鄙の座 風の座スイートに2連泊した感想まとめ
夫婦たび案内人
奥さま
私達夫婦の考えていたことはほぼほぼ一緒でして、
- 客室露天風呂から阿寒湖を見渡す眺望がHP写真イメージと全然違った部屋でガッカリした
- 朝食が1日目2日目とも他の温泉宿と比べるとショボい印象
- 1日目の夕食の温度が焼き物・煮物ともにヌルくて興ざめだった
というものでした。
とはいえ、2日目の夕食は温度管理も完璧に提供されましたら印象はだいぶ良くなりましたし、ドリンクインクルーシブのお酒は飲み放題でありながらもクオリティが高く大満足でした。
なので、お酒好きの方は大満足できる温泉宿だと思った次第です。
夫婦たび案内人