令和3年(2021)年6月24日~25日に白金温泉郷 森の旅亭びえいに1泊夫婦たびしてきました。
宿泊したのは露天風呂付和室(ho1)の『華麗なる休日 露天風呂付客室と道産膳プラン』です。
なお、白金温泉郷は、場所的に富良野と美瑛の中間くらいにあります。
つまり、6月下旬の北海道なので『ファーム富田のラベンダー』とか、突如観光スポットとなった『青の池』といった、富良野・美瑛エリアの観光スポットも楽しめるということ。
そんな白金温泉郷 森の旅亭びえいの夫婦たび旅行記です。
初夏の北海道観光と客室露天風呂と美味しい会席料理を楽しむ温泉旅行、なかなか良きでした。
目次
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいを選んだ理由
- 白金温泉郷とは?
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいの地図と周辺情報
- 富良野といえば『ファーム富田』のラベンダー畑
- 美瑛『青い池』もガラガラ
- 白金温泉郷にある白ひげの滝
- 【注意!】森の旅亭びえい近くのコンビニ情報
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいにチェックイン
- 森の旅亭びえい露天風呂付和室(ho1)はこんな感じ
- 森の旅亭びえいの客室露天風呂はこんな感じ
- 森の旅亭びえい客室の洗面アメニティやトイレ、備品など
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいの大浴場
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいの館内設備
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいの夕食はお食事処:森の坊
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいの夕食おしながきとドリンクメニュー
- 白金温泉郷 森の旅亭びえいの夕食、イザ実食!
- 白金温泉郷 森の旅亭びえい朝食メニュー
- チェックアウト後は美瑛の『展望花畑 四季彩の丘』へ
- 白金温泉郷 森の旅亭びえい露天風呂付和室(ho1)に宿泊した感想
白金温泉郷 森の旅亭びえいを選んだ理由
前回の令和3年4月22日~23日に夫婦たびで訪れた支笏湖翠山亭。
【支笏湖翠山亭旅行記】札幌近郊の温泉で客室露天風呂と夕食旬懐石と朝食を楽しむ!記事はこちら
ここの客室露天風呂と夕食:旬懐石がメッチャ良かったんですね。
夫婦たび案内人
奥さま
な~んて夫婦でハナシをしていたら、5/9から北海道はマンボウとなり、そのまま5/16には2回めの緊急事態宣言へと突入。
またかよ~~~と思いつつも、ショウガナイものはしょうがない。
なので、
奥さま
夫婦たび案内人
というハナシになり、だったら富良野・美瑛あたりにある温泉…
といえば白金温泉郷。
そういえば夫婦とも今まで行ったコトないねと。
ということで、白金温泉郷で、奥様の大好きな客室露天風呂つきのお部屋で、夕食が美味しい処を探そう!というコトになり。
そんなこんなで、ウチの奥様リサーチで選出されたのが『森の旅亭びえい』だったワケです。
なるほど、お部屋も広くて、白金温泉郷の中では数少ない客室露天風呂つきで、夕食も高級感がありつつお料理も良さげ。
何より『道産膳プラン』というのが初夏の北海道の旬の味覚を味わえそうでイイ!ということで、予約をしてみました。
白金温泉郷とは?
北海道上川郡美瑛町にある白樺林の美しい光景が広がる温泉郷です。
ここには大正初期から温泉が湧いていましたが、大正15年の十勝岳大爆発で温泉が泥流に呑まれ消失。
ですが、1950年(昭和25年)にまた温泉が湧出し、当時の町長が『泥の中から貴重なプラチナ(白金)を見つけた思いがする』と語ったことから白金温泉と命名。
泉質はヨーロッパに多い芒硝泉(ぼうしょうせん)で、硫酸イオンが主成分の鉱泉でもナトリウムイオンを多く含むそう。
また、鉄分も多く、湧出直後は無色透明ですが、空気に触れると徐々に酸化し褐色に濁る性質がある温泉です。
源泉温度は46~55℃で、神経痛に対する効能が高いとされ『杖(つえ)忘れの湯』といわれているようです。
白金温泉郷 森の旅亭びえいの地図と周辺情報
白金温泉郷 森の旅亭びえいは大雪山のふもとにあり、近くには富良野岳、十勝岳、美瑛岳、オプタテシケ山などがあります。
ウチの自宅からだと車で2時間ちょい。
しかも、経由地に富良野があり、少し上に走ると美瑛があるという北海道の日帰り観光スポットでもあります。
なので、自宅をAM9時半に出発し、チェックインをする前に久しぶりの富良野と美瑛の観光をしてみることにしました。
富良野といえば『ファーム富田』のラベンダー畑
白金温泉郷森の旅亭びえいには富良野経由で向かうので、通り道にあるファーム富田のラベンダー畑に行ってみることに。JR富良野線中富良野駅からタクシーで5分、駐車場も無料、入園料も無料のラベンダー畑や季節のお花畑で有名です
富良野で一番最初にラベンダーを栽培したファーム富田のラベンダー畑、私達夫婦は数年ぶりに訪れましたが…
6月下旬のラベンダーはまだ3部咲きといった感じ、ちょっと早すぎたかな?旬の季節は7月入って中旬くらいからですかね
とはいえ、早咲きラベンダーを楽しむことはできます。できるんですが…
こんなに観光客のいないファーム富田を見たのは初めてで超ビックリ!平日とはいえお昼時なのに観光客がチョロチョロっとしかいません。今までのこのシーズンなら駐車場に車を停めるのも大変だったのに、ファーム入り口近くにススス~っと停められたという…
まあ海外旅行客が来ていないので致し方なしなんでしょうが、ここまで観光客が少なくなると運営側は大変でしょうね…
自然の風景は何も変わらず、相変わらず美しいままなのに、人の流れだけが激変したという…コロナって恐ろしい…
美瑛『青い池』もガラガラ
続いてはこれまた通り道にある青い池へ。もともとは川の水なのですが工事で川をせき止めて池ができた際に突然水が青くなったという不思議な池(水たまり?)、川(池)の水に十勝岳の地下水が混ざってコロイドという成分ができたため青く見えるそうです。こちらも久しぶりに訪れましたが、大きな有料駐車場やトイレ・売店などが完備されすっかり観光地化していました
そんな青の池もガッラガラ。私達夫婦のほかに1組しか観光客がいないという…
あまりに人がいなくて静かなので、ちょっと心が寂しくなったりもして
白金温泉郷にある白ひげの滝
森の旅亭びえいにチェックインする前に白金温泉郷にある白ひげの滝にも行ってみました
白ひげの滝は落差30メートルもある日本では珍しい潜流瀑(伏流水が岩壁の割れ目などから出て流れ落ちる滝)十勝岳連峰の地下水が溶岩層の割れ目から白ひげのように美瑛川に流れ落ちていく滝です。なるほど、よ~く見ると岩壁から水が出てきていますね
【注意!】森の旅亭びえい近くのコンビニ情報
森の旅亭びえいのある白金温泉郷にはコンビニがありません。
と、このことに気がついたのは白ひげの滝を観光してから。
ここまで観光を楽しんだところで白金温泉郷にコンビニがないことに氣づき、あわてて上富良野町まで車を走らせてお部屋に持ち込み用のおビールやおつまみなどを調達。
なので、お酒やおつまみを持ち込みしたいのなら、白金温泉郷手前の上富良野か美瑛で事前にお買い物を済ませておきましょう。
でないと、私達夫婦のように、往復40分かけて上富良野町まで戻ってお買い物するハメになります。
ということで、当初の予定ではPM3時にチェックインする予定が、買い出し往復の走りでPM4時近くになり、けっこうタイムロスしてしまいました。
白金温泉郷 森の旅亭びえいにチェックイン
白金温泉郷 森の旅亭びえいに到着、前出の白ひげの滝からは100mほどです。数寄屋風造りの和風1~2階建てで総客室17室、チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00、支払いは現金のほかJCB・VISA・MASTER・AMEX・UFJニコス・ダイナースクラブなどクレジットカード払い可、全室禁煙でタバコは所定の喫煙コーナーのみです
入り口を入ると畳敷きで、右手に帳場があります
チェックイン手続きはこのようなこじんまりとした和ロビーで
手続きをしながら外を眺めた風景は『森の旅亭』というネーミングにふさわしい森の中といった感じ
ウェルカムドリンクの紅茶とリンゴ大福をいただきつつほっこり
森の旅亭びえいの館内見取り図、建物は白樺とエゾマツやトドマツといった北海道の自然林がどの部屋からも見られる配置、山間部及び傾斜を利用して建てられているので本館客室棟や離れ棟へは段差のある階段が多く、客室からロビー・大浴場・お食事処などもすべて階段歩きですから、バリアフリーではありません
こんな感じで帳場やチェックインロビーから客室まではまあまあの距離を歩きます、しかも、けっこうなアップダウンつきで
森の旅亭びえい露天風呂付和室(ho1)はこんな感じ
本日宿泊するのは客室本館1階107桜のお部屋
お部屋に入るとまず見えるのはベッド
和室にローベッドが2つ、ベッドの足元側の壁にテレビがついています。空気清浄機もありますが部屋の大きさとマッチしているのかは不明
窓側にはテーブルとチェア、その奥にはソファーもあります。お部屋としてはかなりゆったり造りの広さを感じますね
たとえば奥のソファーに座ってベッド側を見ると無駄に広く感じるという…テレビがメッチャ小さく感じます
全体的には純和風のお宿という印象ですね
チェックインのときに渡された説明ペラと鍵、Wi-Fiパスワードカードも渡されました
森の旅亭びえいの客室露天風呂はこんな感じ
お部屋のソファーの横に入り口、客室露天風呂に入る前にシャワールームがあり
こちらが客室露天風呂…というか窓があるだけ。『正直、コレは露天じゃナイんじゃね?』という、がっつり建物内の内風呂でバルコニーに増設した感が満載
浴槽は木の香り漂う青ヒバの木風呂ではあるものの、湯に浸かりながら外の森の景色は一切見えないという…
楽天トラベルでお部屋の写真を見たときは『本館 客室露天風呂 一例』となっていたのですが、う~ん…ヤラれたかも。
楽天トラベル:森の旅亭びえいのお風呂写真『本館 客室露天風呂 一例』はコレ!
さて、どうでしょう?
森の旅亭びえい客室の洗面アメニティやトイレ、備品など
洗面室は露天風呂への入り口のところにあります。洗顔ソープ、ハミガキセット、カミソリシャワー、ブラシ、ドライヤーなどが過不足なくあります。また、この横にはウォシュレットつきトイレ室があります
コーヒーメーカーとお茶セット
客室冷蔵庫にはサービスの黒千石茶とカルピスウォーター缶が2本づつ、あとお茶うけのお菓子も入っていました
ゴッツイ金庫もあります
白金温泉郷 森の旅亭びえいの大浴場
大浴場は客室棟とは逆側にあって、アップダウンがあるので移動するだけでもなかなかの運動に
誰もいなかったので失敬してパチリ、小さいですがサウナと水風呂があるのでサウナーにはGOOD!
内風呂は2つで森の景色を楽しめる露天風呂もあります。温泉の色は白緑色系でトロ~リとした肌触りでコレはお肌スベスベになるやつ。泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉、塩化物泉、カルシウム・マグネシウム硫酸塩泉で、効能としては神経痛、動脈硬化、冷え性によいそう。確かに入るとそんな感じします
お風呂上がりは廊下でくつろぐ的な感じです
白金温泉郷 森の旅亭びえいの館内設備
帳場の横に売店というかお土産コーナーがあります
ちょいとした地元作家さんのクラフト民芸品などを買えるよう
ソフトドリンクとビールの自販機は350ml:280円、500ml:360円、近くにコンビニがないわりには良心的な設定かも
白金温泉郷 森の旅亭びえいの夕食はお食事処:森の坊
森の旅亭びえいの夕食はお食事処:森の坊にて。なお夕食・朝食のお部屋食対応はナイ模様、というかココの廊下でお部屋食対応にしたら給仕の人が大変すぎるかもです
個室というよりはすだれで仕切られたブースという感じですね
向かいの席などもうっすら見える的な
でも呑み始めると気にならないヤツです
白金温泉郷 森の旅亭びえいの夕食おしながきとドリンクメニュー
本日のお食事は『道産膳コース』先付け、前菜、椀物、お造り、煮物、肉料理、中鉢、蒸物、季節料理、食事、水菓子といった北海道素材をふんだんに使った会席料理。お料理に応じて、あたたかいうち、つややかなうちに一品ごとに出してくれます
夫婦たび案内人
ということで早速ドリンクメニューをパトロール、1ページ目に『最初のおすすめの1杯!』は目を引きます
生ビールはアサヒスーパードライやサッポロクラシックが770円、日本酒は1合から選べます。ふらのわいんはグラスもあり
各種カクテルのほかソフトドリンクもそれなりに
ワインリストも種類は少なめですがあります
こちらはイチオシの本数限定希少ワイン、北海道余市郡仁木町にあるNIKI Hills WineryさんのHATSUYUKI 2018
とはいえ私達夫婦は大浴場で温泉とサウナを楽しんだあとに部屋ビール500mlを2本づつ飲んじゃってたので、本日は旭川の地酒『国士無双』の本醸造生貯蔵酒300mlからスタート
白金温泉郷 森の旅亭びえいの夕食、イザ実食!
先付け(右の器のやつ)青豆豆腐と焼ウニのおひたし振り柚子・晒し葱。前菜(左の器のやつ)は小メロン醤油漬け、カレイの縁側煮、青梅甘露煮、北海シマエビ、ウナギの小袖寿司。このチョイチョイ感が和食っぽくて大好きです
椀物はハモのすまし仕立て ジュンサイ・冬瓜・青菜・柚子。冬瓜のシャクシャクとした食感とハモのプリッとした弾力がやさしい味付けの餡に絡まってウマシ!熱々の状態で楽しめます
お造りは道内の漁港として有名な瀬棚町産の鯛、奄美大島産のマグロ、愛媛県産のカンパチ、道産山わさびをチョイとつけて。山の中の温泉旅館なのにお刺身が超新鮮でこれまたお酒がススむ~♫
煮物は かすべと季節の炊き合わせ。北海道のご当地料理『かすべ』は私も久しぶりに食べました。ちなみに『かすべ』はガンギエイ科のお魚の通称で軟骨みたいなコリコリ感とふっくらした身を楽しむお魚です
焼き物は美瑛和牛と焼き玉ねぎの照り焼き、青味・芋・白髪ねぎ・香草。照り焼きのお味と牛肉の赤身の歯ごたえがベストマッチ、道内産玉ねぎの甘さも加わって最強!だけどちょっと少ないかも…美味しかったのでもう少し量を食べたいかも…
中鉢はタラバカニとほにゃらら寄せのゼリー酢がけ 青葉・芋唐揚げ。酢のお味でお口直しサッパリ的な
強肴(しいざかな)えぞアワビと大根のやわらか煮 肝・青味・れんこん煎餅。こんな山奥でエゾあわびの煮付けが食べられるのもイイです
季節料理は美瑛産アスパラと玉葱天ぷら、ホックホクさっくさっくで美味しい
食事は黒千石豆の炊き込みご飯。ここで客室冷蔵庫にあった黒千石豆ドリンクのお豆が出てきました!お米は北海道妹背牛町産のふっくりんこと北海道上川地方産のモチ米はくちょうもちのブレンド。赤出汁・三つ葉・香の物、赤出汁の味噌汁も北海道では珍しいかも
水菓子の水ようかん わらび餅 自家製シャーベット
白金温泉郷 森の旅亭びえいの夕食、こちらのコンセプトでもある『お料理に応じて、あたたかいうち、つややかなうちに一品ごとに』とのキャッチフレーズどおりで、すべて大変おいしくいただきました。
あとは、お部屋に戻って客室風呂を楽しみつつ…zzz
白金温泉郷 森の旅亭びえい朝食メニュー
森の旅亭びえいの朝食は、夕食と同じお食事処:森の坊で和朝食膳をいただきます。
着席するとまずは食前のドリンクと食後のドリンクを選びます。それにしても大豆ブレンドコーヒーって初耳
こちらは和朝食膳の全体写真なんですが…
あくまで個人の感想ですが、ちょっと品数少なく感じる的な…
夕食は道産膳でなかなか良かったので、朝食でも『森の旅亭びえいの朝食のウリはコレ!』というのを感じたかったなぁと。
まあ全体的には美味しいんだけど、多少の心寂しさとオーソドックス感は否めない感じがしました。
こちらが大豆ブレンドコーヒー。美瑛の契約農家さんが減農薬農法で栽培した青大豆とコーヒー豆を1:1でブレンドしているそう。めっちゃ香ばし味のコーヒーでした
朝食を楽しんだらもう一度お部屋のお風呂を楽しんでからチェックアウトしました。じゃらんの『2019売れた宿大賞 北海道エリア11~50室部門 第1位』を受賞していたんですね
チェックアウト後は美瑛の『展望花畑 四季彩の丘』へ
白金温泉郷 森の旅亭びえいでチェックアウトを済ませたら近くにある美瑛四季彩の丘へ
こちらのラベンダー畑はなかなかの咲きっぷり
こんな風景も北海道の初夏ならでわでしょう
白金温泉郷 森の旅亭びえい露天風呂付和室(ho1)に宿泊した感想
私達夫婦は楽天トラベルで『森の旅亭びえい華麗なる休日 露天風呂付客室と道産膳プラン』を頼みましたが…
夫婦たび案内人
と私は正直思いました。
だってお風呂が完全に建物内だし、更に残念なのは湯船に浸かりながら外の景色を楽しめないコト…
お部屋は広々としていてゆったりなのだから、もう少し客室露天風呂に手を加えれば更に良いお宿になるのになぁと思いました。
なお、夕食はすべてキャッチフレーズどおりの『お料理に応じて、あたたかいうち、つややかなうちに一品ごとに』が再現されていて美味しかったです。
でも、もう少しだけ美瑛和牛と焼き玉ねぎの照り焼きの量を大盛りにしてほしかった。(そう思ったのは私だけで奥様は満足していましたが)
朝食については他のお宿に比べると品数は少ないかな?とは思いますが、可もなく不可もなくというオーソドックスな感じで、普通においしいので良し。
ということで、次回森の旅亭びえいに泊まるとしたら、多少お高くはなりますが客室露天風呂が少し大きめの『離れのお部屋』にしようと思った次第です。