【沖縄旅行と台風】飛行機欠航で帰れなくなる前に知っておきたい!2023年夏の教訓と対処法まとめ

沖縄旅行を計画するとき、「台風」のことをどれだけ真剣に考えていますか?

私たち夫婦は今まで何度か夏の沖縄を旅していますが、幸いにも台風に直撃されたことはありません。

ですが、2023年夏に起きた台風6号による「沖縄から帰れない」騒動のニュースを見て、改めてこれは他人事ではないと感じました。

飛行機が5日以上欠航し続け、約8,000人の旅行者が足止めをくらい、ホテルは満室・空港は閉鎖・スーパーから食料と水が消えるという事態に。

沖縄には年間平均8.4個もの台風が接近・上陸します。

特に旅行者が集中する7月〜10月の夏シーズンは、台風リスクが最も高い時期と重なります。

この記事では、2023年夏の台風被害の実態をもとに、台風シーズンの沖縄旅行で知っておきたい対処法と注意点をまとめています。

「楽しい沖縄旅行」にするために、ぜひ出発前に一度読んでみてください。

2023年夏・台風6号が引き起こした「帰れない」騒動

2023年7月末から8月初旬にかけて、台風6号(カーヌン)が沖縄付近を迷走しました。

この台風の厄介なところは「動きが非常に遅かった」こと。

中国方面に進むと思われていた進路が突然変わり、沖縄付近に長期間停滞するという異例の動きをしたことで、被害が長引きました。

欠航が始まったのは7月31日(火)。

8月2日・3日は全便欠航、さらに8月5日・6日も那覇空港・宮古島・石垣島を発着する全便が欠航となりました。

8月5〜6日は那覇空港自体が閉館となったため、空港でのキャンセル待ちすら不可能という状況に追い込まれました。

この台風6号の前後には台風5号(7/21〜29)・台風7号(8/8〜17)も発生しており、実質的にほぼ1ヶ月にわたって沖縄が台風の影響を受け続けたことになります。

その結果、帰れなくなった旅行者は約8,000人。

7日間キャンセル待ちをし続けた人もいたといいます。

夫婦たび管理人

これは本当に他人事じゃないですね。夏の沖縄旅行を計画するなら、台風のことは必ずセットで考えておかないとと改めて思いました。

2023年夏に沖縄を直撃した台風の一覧

2023年夏は台風が立て続けに発生し、沖縄が長期間にわたって影響を受け続けました。

それぞれの台風の概要を確認しておきましょう。

台風5号(トクスリ・DOKSURI)

台風5号トクスリの進路図
気象庁HPより

発生:2023年7月21日 / 消滅:2023年7月29日

フィリピン東海上をゆっくり西北西に進み、沖縄南海上まで接近しました。

非常に強い台風に発達する可能性があり、沖縄地域への影響が懸念されました。

台風6号(カーヌン)

台風6号カーヌンの進路図
気象庁HPより

発生:2023年7月28日 / 消滅:2023年8月10日

今回の騒動の主役となった台風です。

中国方面に進むと思われた進路が急変し、沖縄付近で長期間迷走。

暴風・高波・大雨が長期間続き、飛行機・フェリー・モノレール・路線バスがすべて長期欠航・運休となりました。

台風7号(ラン)

台風7号ランの進路図
気象庁HPより

発生:2023年8月8日 / 消滅:2023年8月17日

発生当初は沖縄直撃が予想され、台風6号の影響が残る沖縄にさらなる打撃を与えることが懸念されました。

交通機関や生活への影響が続きました。

台風8号(ドーラ・DORA)

台風8号ドーラの進路図
気象庁HPより

発生:2023年8月12日 / 消滅:2023年8月15日

最低気圧998hPaで発生しましたが、沖縄への直接的な影響は比較的限定的でした。

台風9号(サオラー)

台風9号サオラーの進路図
気象庁HPより

発生:2023年8月22日 / 消滅:2023年9月3日

最終的に熱帯低気圧に変わり、日本への影響はありませんでした。

こうして並べてみると、2023年の夏はほぼ1ヶ月間ずっと台風の影響を受け続けていたんですね。これは怖い…

ウチの奥さま

台風6号が引き起こした公共交通機関の欠航・運休まとめ

2023年の台風6号では、飛行機だけでなく島内のあらゆる交通機関が長期にわたって停止しました。

旅行者への影響がいかに広範囲だったかがわかります。

飛行機(7月31日〜8月6日)

那覇空港・宮古島・石垣島を発着する便がほぼ全便欠航。

8月5〜6日は那覇空港自体が閉館となり、空港でのキャンセル待ちも不可能な状態に。

帰れない旅行者は約8,000人にのぼり、7日間キャンセル待ちをし続けた人もいました。

モノレール・路線バス(8月2日)

那覇〜浦添を結ぶゆいレール(モノレール)と、本島を走る主要4社の路線バスが始発から終日運休しました。

レンタカーがない旅行者は、市内の移動手段をほぼ失う形になりました。

フェリー(8月2〜3日)

石垣島と周辺離島を結ぶフェリーは全便欠航。

フェリーターミナル自体も閉鎖となり、離島に滞在していた旅行者は完全に孤立する状態になりました。

夫婦たび管理人

飛行機だけじゃなくてモノレールもバスもフェリーも全部止まるというのが恐ろしい。「移動手段がゼロ」になる可能性を夏の沖縄旅行では常に念頭に置いておく必要がありますね。

実際に起きた旅行者への影響

交通機関の停止だけにとどまらず、2023年の台風6号は旅行者の生活全般に深刻な影響を与えました。

ホテルの延泊・満室問題

帰れなくなった旅行者が一斉にホテルの延泊や新規予約に動いたため、那覇市内のホテルはほぼ満室状態に。

延泊を断られて大雨の中ホテルを探し回る旅行者が続出しました。

一部のホテルや旅行業者では、この台風によるキャンセル料が1億円近くに達したと報告されています。

食料・水の不足

台風の接近で飲食店が一斉に閉まり、スーパーやコンビニに旅行者が殺到。

さらにフェリーの欠航により島外からの物資輸送も停滞し、水・食料・日用品が一時的に売り切れとなる店舗が相次ぎました。

観光スポットの閉鎖

台風接近に伴い、観光スポット・アクティビティ・レジャー施設が軒並み閉鎖されました。

せっかくの沖縄旅行をホテルの部屋で過ごすしかない状況になった旅行者も多かったようです。

強風・高波による安全リスク

台風接近時には強風で飛来物が増え、高波で海岸付近が危険な状態に。

ホテルから一歩も出られない時間帯が続き、外出しようとして危険な目にあった旅行者もいました。

食料や水まで手に入らなくなるのは想定外だった…。台風が来る前にある程度備蓄しておくのは必要ですね。

ウチの奥さま

出発前にやっておくべき3つのこと

「台風が来てから考えよう」では遅すぎます。

夏の沖縄旅行を予約した時点から、以下の3点を必ず確認しておきましょう。

①台風の予想経路を定期的に確認する

台風は大きさ・強さ・進路・速度がそれぞれ異なります。

特に注意したいのが「行きの日程だけでなく、帰りの日程にかかる台風」です。

2023年の台風6号のように、予想進路が急変して沖縄付近に長期間停滞するケースもあります。

旅行の1週間前から気象庁やウェザーニュースをこまめにチェックする習慣をつけておきましょう。

⇒【気象庁】最新の気象データはこちら

②航空会社のキャンセルポリシーを確認しておく

台風接近時に予約便が「変更対象便」となった場合、多くの航空会社では変更・キャンセル手数料が免除されます。

ただしLCC(格安航空会社)は条件が異なる場合があるため、必ず事前に各社のポリシーを確認しておくことが重要です。

仕事の都合などで絶対に帰らなければならない場合は、台風接近の兆候が見えた時点で前日に帰るか、他の航空会社の便に変更するなど、早めに行動を起こすことが大切です。

③ホテル・アクティビティのキャンセルポリシーも確認する

台風などの自然災害によるキャンセルは、ホテルやアクティビティでもキャンセル料が発生しないことが多いですが、提供会社によって対応が異なります。

予約時に必ず確認し、台風時の対応方針を把握しておきましょう。

また、旅行保険に加入しておくと、延泊費用や帰宅手配費用などをカバーできる場合があります。

夫婦たび管理人

正直、今まで「まあ大丈夫だろう」と台風のことをあまり深く考えずに旅行していました。でも2023年の騒動を見て、出発前の確認と準備は本当に大切だと実感しました。

旅行中に台風が来たらどう動くか

滞在中に台風が接近してきた場合、パニックにならず落ち着いて行動することが最優先です。

以下の行動指針を参考にしてください。

台風接近前に食料・水を確保する

台風が接近する前に、近くのスーパーやコンビニで水・食料・必要な日用品をまとめて購入しておきましょう。

2023年の騒動でもわかるように、台風が上陸すると物資の補充ができなくなる場合があります。

2〜3日分の食料と飲料水を確保しておくと安心です。

暴風警報が出たらホテルから出ない

暴風警報が発令された場合は、観光施設・交通機関・飲食店のほとんどが閉鎖されます。

強風による飛来物・高波・倒木など、屋外には多くの危険があります。

ホテル内でプール・スパ・室内施設を利用したり、読書や動画を楽しんだりして過ごすのが賢明です。

「せっかくの沖縄なのに」と思う気持ちはわかりますが、安全第一で行動しましょう。

海岸・河川には絶対に近づかない

台風接近時の海は高波と強風で非常に危険な状態です。

シュノーケリングやダイビングはもちろん、「少し見に行くだけ」の海岸散歩も高波に飲み込まれるリスクがあります。

河川も増水・氾濫の恐れがあるため、台風が通過するまでは絶対に近づかないようにしてください。

車の運転は最低限にとどめる

台風接近中の運転は、強風で車体が流される・飛来物がフロントガラスに直撃するなど、通常時とは比べものにならないリスクがあります。

折れた木が道を塞いでいたり、橋や一部道路が通行不能になっている場合もあります。

移動が必要な場合は、必ず最新の道路情報を確認してから慎重に行動してください。

飛行機が欠航して帰れなくなったときの対処法

最も大変なのが、台風によって飛行機が欠航し帰れなくなってしまうケースです。

焦って空港に向かっても混雑するだけなので、冷静に以下の手順で行動しましょう。

①まず航空会社の最新情報を確認する

欠航の可能性が出てきたら、空港に行く前に航空会社の公式サイトやアプリで運航状況を確認しましょう。

「変更対象便」に指定されていれば、手数料なしで便の変更やキャンセルができます。

電話は繋がりにくくなるため、オンライン手続きを優先するのがスムーズです。

②宿泊先の延泊を早めに手配する

欠航が確定したら、できるだけ早く現在の宿泊先に延泊を相談してください。

延泊ができない場合は、すぐに別のホテルを探す必要がありますが、2023年の騒動のように那覇市内のホテルはあっという間に満室になります。

判断が遅れるほど宿泊先の選択肢が減るため、迷わず早めに動くことが重要です。

③レンタカーの延長手続きも忘れずに

レンタカーを利用している場合は、返却日の変更手続きを早めにレンタカー会社に連絡しましょう。

台風時は多くの利用者が同じ状況になるため、レンタカー会社も柔軟に対応してくれることが多いですが、連絡が遅れると対応が難しくなる場合もあります。

④困ったときは沖縄県の観光案内所へ

宿泊先の確保に困った場合は、沖縄県の観光案内所で支援を受けることができます。

那覇市内のホテルリストの提供や、宿泊先の案内を行っています。

なお、那覇空港には宿泊施設がないため、空港での野宿はできません。

空港に向かう前に必ず宿泊先を確保してから移動するようにしましょう。

「那覇空港に宿泊施設がない」というのは知りませんでした。欠航になったら空港で待てばいいと思っていたので、これは事前に知っておいてよかった!

ウチの奥さま

番外編:沖縄の梅雨シーズンも要注意

台風シーズン(7〜10月)の前には梅雨があります。

沖縄の梅雨入りは日本で最も早く、例年5月初旬から始まり6月中旬ごろまで続きます。

高温多湿で断続的な強雨が特徴で、ビーチや屋外アクティビティは難しい時期です。

ただしこの時期は観光客が少なく、人混みを避けてゆっくり過ごしたい方には穴場の時期でもあります。

美術館・博物館・水族館・伝統工芸体験など、雨でも楽しめる屋内スポットをあらかじめリサーチしておくと充実した旅になります。

また、梅雨期間中でも台風が発生することがあるため、天気予報はこまめにチェックしておきましょう。

台風シーズンの沖縄旅行まとめ

沖縄は言わずと知れた憧れのリゾート地です。

ただし夏シーズン、特にお盆休み前後の7〜10月は台風リスクが最も高い時期と重なります。

2023年の台風6号のように「まさかこんなことになるとは」という事態が実際に起きています。

それでも、事前に知識を持ち、適切な準備をしておくことで、万が一の場合も冷静に対処できるはずです。

出発前の確認・旅行中の行動指針・欠航時の対処法の3点を頭に入れて、楽しい沖縄旅行を計画してください。

夫婦たび管理人

「台風が来たらどうしよう」と必要以上に怖がる必要はありませんが、「来るかもしれない」という前提で準備しておくのが夏の沖縄旅行の鉄則だと思います。準備さえしておけば、万が一のときも焦らずに動けますよ!

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