「タイ旅行、パタヤとバンコクどっちがいいんだろう?」
タイ旅行を計画するとき、多くの方がこの問いに一度はぶつかるはずです。
私たち夫婦は2002年から10数回タイを訪れており、パタヤだけで7〜8回・バンコクも同じくらい滞在してきました。
2024年3月の夫婦たびでも、パタヤに7泊・バンコクに4泊という旅程を組み、改めて両方の魅力と違いを肌で感じてきました。
この記事では、ホテル・グルメ・観光・マッサージ・アクセス・予算など、さまざまな角度からパタヤとバンコクを本音で比較します。
「どっちに行くか迷っている」「両方行くならどう組み合わせるか」という方の参考になれば嬉しいです。
ホテル・宿泊費の違い
パタヤとバンコクでは、ホテルの種類も価格帯もかなり異なります。
パタヤはビーチリゾート地なので、プール付きのリゾートホテルが豊富です。
星4つ以上のホテルでも1泊5,000〜10,000円台で泊まれるものが多く、日本のビジネスホテル並みの価格でプール付きリゾートに滞在できるのが最大の魅力。
ただし、パタヤのホテルはピンキリが激しいのも事実で、価格だけで選ぶと「プールは最高だが部屋はイメージと全然違った…」という失敗も起こります。
実際に2024年の夫婦たびでも、パタヤのホテル選びで痛い目を見た経験があります。
星4つ以上・口コミ評価8点以上を最低ラインとして選ぶのが、パタヤホテル選びの鉄則です。
一方バンコクは、シティホテルが中心になります。
BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)の駅近であることが最優先で、駅から離れると移動が一気に不便になります。
価格はパタヤと比べてやや高め傾向ですが、上位グレードの客室には洗濯機・キッチン・大型冷蔵庫が付いたアパートメントタイプのホテルもあり、長期滞在にも向いています。
2024年の夫婦たびで泊まったアデルフィグランデスクンビットのデラックススイートは、乾燥機付き洗濯機・IHキッチン・大型冷蔵庫完備で夫婦2人1泊10,750円というコスパの高さで大満足でした。
ウチの奥さま
パタヤのホテルの特徴まとめ
- プール付きリゾートホテルが豊富
- 価格帯はバンコクよりやや安め
- ピンキリが激しいので口コミ確認は必須
- ビーチ近くvsシティ近くで雰囲気がまったく異なる
バンコクのホテルの特徴まとめ
- BTS・MRT駅近が最優先条件
- アパートメントタイプのホテルは長期滞在に最適
- 洗濯機・キッチン付きのホテルは洗濯問題が一気に解決する
- 日系ホテルはサービスが安定していておすすめ
グルメ・食事の違い
食事の選択肢と価格帯は、パタヤとバンコクでかなり差があります。
パタヤのグルメの魅力は「安くて旨い」ローカルフードとシーフードにあります。
ターミナル21のフードコート「PIER21」では1皿50〜80バーツ台からタイ料理が食べられ、ナイトマーケットの屋台飯も新鮮で安い。
ウォーキングストリートにはシーフードレストランが立ち並び、地元の人々で賑わう食堂もたくさんあります。
一方でパタヤは日本食・高級中華・本格的なイタリアンなどは少なく、食の選択肢という意味ではバンコクには及びません。
バンコクのグルメは圧倒的な選択肢の多さが魅力です。
プロンポン・トンロー・アソークといったエリアには日本食をはじめ、ミシュラン掲載店・有名シェフが手がける店・老舗の高級中華料理店など、世界中の料理が集まっています。
高級デパートのフードコートにもミシュラン系の有名店が出店していて、気軽に本格的な味を楽しめるのがバンコクならではです。
2024年の夫婦たびでも、豚ホルモン焼肉・ミシュラン系パッタイ・本格北京ダック・元祖プーパッポンカリーと、毎晩の夕食がすべてハズれなしで大満足でした。
価格面ではパタヤのほうが全体的に安めですが、バンコクは価格帯の幅が広く、安く食べようと思えばパタヤ同様に安く済ませることもできます。
夫婦たび管理人
パタヤのグルメまとめ
- フードコート・屋台・ナイトマーケットが充実
- 1食50〜150バーツ台のローカルフードが豊富
- 新鮮なシーフードが安く食べられる
- 日本食・高級料理の選択肢はバンコクより少ない
バンコクのグルメまとめ
- 日本食・中華・タイ料理・西洋料理など選択肢が圧倒的
- 高級デパートのフードコートにミシュラン系名店が出店
- 価格帯の幅が広く、安くも高くも食べられる
- 食にこだわりたい人にはバンコクが断然おすすめ
観光・アクティビティの違い
観光スタイルの違いが、パタヤとバンコクの一番大きな差かもしれません。
パタヤはアクティビティが充実した「遊びの街」です。
サメサン島への日帰りシュノーケリングツアー・鍾乳洞探検・サンクチュアリー・オブ・トゥルース(真実の聖域)・水上バイクやパラセーリングなどのマリンスポーツと、アウトドア系・アクティビティ系の選択肢が豊富です。
また、パタヤはビーチでのんびり過ごすだけでも十分に時間が楽しめるので、「何もしない贅沢」を求めるリゾートステイにも向いています。
ただし近年、パタヤのビーチは水質があまり良くないという声もあり、ビーチで泳ぐよりも島への日帰りツアーで海を楽しむスタイルが主流になっています。
バンコクの観光は「文化・歴史・グルメ・ショッピング」が中心です。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)・ワット・ポー・ワット・アルンといった王室寺院群、チャオプラヤー川のリバークルーズ、カオサン通り、チャトゥチャック週末市場など、見どころは尽きません。
さらに最近はSNSで話題のスポットも増えていて、ピンクのガネーシャ像があるワット・サマーン・ラッタナーラームや「宇宙寺院」と呼ばれるワット・パクナムなど、新しい観光スポットが続々と登場しています。
ショッピングという意味でもバンコクが圧倒的で、サイアムパラゴン・セントラルエンバシー・エムクオーティエ・MBKセンターなど大型モールが密集しており、一日中ショッピングだけで過ごせてしまいます。
ウチの奥さま
パタヤの観光まとめ
- マリンスポーツ・島ツアーなどアウトドア系が充実
- 「何もしないリゾートステイ」にも最適
- パタヤビーチの水質はあまり良くないので注意
- 文化・歴史系の観光スポットはバンコクに劣る
バンコクの観光まとめ
- 王室寺院・歴史遺跡・文化スポットが豊富
- SNSで話題の新スポットが続々登場中
- 大型ショッピングモールが密集しショッピングも充実
- 観光だけで何日あっても足りないくらいの選択肢
タイマッサージの違いとリアルなチップ事情
タイに来たらマッサージは外せない楽しみのひとつです。
パタヤもバンコクも街中にマッサージ店が溢れていますが、価格帯・クオリティ・雰囲気にはっきりとした差があります。
パタヤのタイマッサージは、ローカル店が多く価格がバンコクより安めです。
ビーチ沿いや繁華街には200〜300バーツ(約900〜1,300円)台から受けられる店がたくさんあり、気軽に入れるのが魅力です。
ただし当たり外れも大きく、5年ぶりに訪れた2024年はずいぶんお店の入れ替わりがあって、以前の行きつけがなくなっていることもありました。
口コミと雰囲気を見て入る店を選ぶのがパタヤでのコツです。
バンコクのタイマッサージは、価格帯の幅が広いのが特徴です。
ローカル店なら1時間200〜300バーツ台から、日本人経営の高級マッサージ店になると1時間500〜800バーツ以上になります。
2024年の夫婦たびでBTSプロンポン駅近くの「at ease(アットイーズ)」に行った際は、タイトラディショナルマッサージ2時間で1人780バーツ(約3,367円)でした。
価格は高めですが、雰囲気・清潔感・施術クオリティが段違いで、奥さまも「今まで受けたタイマッサージで一番良かった」と絶賛するほどでした。
施術クオリティにこだわるなら、バンコクの日本人経営の高級マッサージ店は間違いなくおすすめです。
そして、タイマッサージで忘れてはいけないのがチップです。
チップはあくまでも任意ですが、タイのマッサージ文化ではチップが施術者の収入の大きな部分を占めているため、気持ちよく受けられたときは渡すのがマナーとされています。
私たち夫婦のチップの基準はこちらです。
- 気持ちよかった場合:1時間あたり50バーツ(2時間なら100バーツ)
- 普通だった場合:合計50バーツ
- あまり良くなかった場合:20〜30バーツ程度
2024年現在の相場感としては、ローカル店で1時間マッサージを受けた場合、チップの相場は40〜50バーツ程度が一般的です。
高級マッサージ店や2時間コースの場合は100バーツ以上渡す方も多く、特別に上手だった場合は200バーツを渡す方もいます。
チップを渡すタイミングは、会計後に施術してくれたスタッフに直接手渡しするのが基本です。
フロントで会計する場合でも、担当スタッフに直接「これはあなたへ」と渡すのが正しいマナーで、フロントに置いていくだけでは施術者本人に届かないこともあります。
夫婦たび管理人
パタヤのマッサージまとめ
- 価格は1時間200〜300バーツ台から
- ローカル店が多く気軽に入れる
- 当たり外れが大きいので口コミ確認を推奨
- チップ相場は1時間40〜50バーツ程度
バンコクのマッサージまとめ
- 価格帯の幅が広くローカル店〜高級店まで選べる
- 日本人経営の高級店はクオリティが安定していておすすめ
- 高級店での2時間コースのチップ相場は100バーツ以上
- チップは必ず担当スタッフに直接手渡しすること
移動・アクセスの違い
スワンナプーム国際空港を起点にした場合、バンコクとパタヤのアクセスには大きな差があります。
バンコクはスワンナプーム空港からBTSエアポートリンクで市内まで約30分・150バーツと格安でアクセスできます。
市内での移動もBTS・MRTが発達しており、主要スポット間は乗り換えなしで移動できる場合がほとんどです。
Grabタクシーも使いやすく、渋滞さえなければ街中の移動に困ることはほぼありません。
一方パタヤはスワンナプーム空港から車で約1時間30分〜2時間かかります。
公共交通機関は少なく、主な移動手段はGrabタクシー・バイクタクシー・ソンテウ(乗り合いトラック)の3択になります。
空港からパタヤへはチャータータクシーが最もスムーズで、KKdayなどで事前予約しておくと1台1,400〜1,800バーツ程度で利用できます。
パタヤ市内はソンテウ(乗り合いトラック)が10バーツ程度で乗れる庶民の足ですが、慣れないと少し難しく感じるかもしれません。
Grabはパタヤでも使えますが、バンコクほどドライバーが多くないため、時間帯によっては捕まりにくいこともあります。
ウチの奥さま
パタヤのアクセスまとめ
- スワンナプーム空港から車で約1時間30分〜2時間
- 空港〜パタヤ間はチャータータクシーが便利(1台1,400〜1,800バーツ)
- 市内移動はGrab・ソンテウ・バイクタクシーが中心
- Grabは使えるがドライバー数が少なく時間帯によっては捕まりにくい
バンコクのアクセスまとめ
- スワンナプーム空港からBTSエアポートリンクで約30分・150バーツ
- 市内移動はBTS・MRTが発達していて便利
- Grabも使いやすくドライバーも多い
- 渋滞が激しい時間帯はBTSを優先するのがおすすめ
予算感の違い
「パタヤとバンコクどっちが安いの?」という疑問は多いですが、正直なところ旅のスタイルによって大きく変わります。
ホテル・食事・マッサージをローカル価格で楽しむならパタヤのほうが全体的に安く収まります。
ただし2024年現在、円安の影響でタイ全体の物価は以前より高く感じるようになっており、「安い国」というイメージだけで行くと少し驚くかもしれません。
夫婦たびの2024年3月の実績でいうと、1日あたりの食事・マッサージ・観光費用は夫婦2人で概ねこのくらいでした。
パタヤ(夫婦2人・1日あたりの目安)
- 食事:500〜1,500バーツ(朝食軽め・夕食しっかり)
- マッサージ2時間×2人:600〜1,200バーツ+チップ
- 観光・移動:300〜1,000バーツ
- アルコール:500〜1,000バーツ程度
バンコク(夫婦2人・1日あたりの目安)
- 食事:1,000〜3,000バーツ(ランチ軽め・夕食しっかり)
- マッサージ2時間×2人:1,200〜2,000バーツ+チップ
- 観光・移動:500〜1,500バーツ
- アルコール:500〜1,500バーツ程度
バンコクのほうが食事・マッサージともに上を見ればキリがなく、気づくと1日の出費がパタヤの倍以上になっていることも珍しくありません。
とはいえ、バンコクでもローカル食堂やフードコートを活用すれば食費は抑えられるので、使いすぎが心配な方は「夕食だけしっかり使う」などメリハリをつけるのがおすすめです。
夫婦たび管理人
こんな人にはパタヤがおすすめ
10数回タイを旅してきた夫婦たびの経験から、パタヤが特に向いていると感じるのはこんな方です。
- プール付きのリゾートホテルでのんびり過ごしたい
- シュノーケリングや島ツアーなど海のアクティビティを楽しみたい
- とにかく安くタイ旅行を楽しみたい
- 観光よりも「食べて・飲んで・マッサージして寝る」が好き
- 5泊以上のゆったりした長期滞在を予定している
- 繁華街の賑やかな雰囲気も楽しみたい
こんな人にはバンコクがおすすめ
一方、バンコクが特に向いているのはこんな方です。
- 食事にこだわりたい・いろいろな料理を食べ歩きしたい
- 寺院・文化・歴史など観光をしっかり楽しみたい
- ショッピングモール巡りが好き
- 3〜4泊の短期滞在でも満足したい
- 移動の利便性を重視したい
- 初めてのタイ旅行で外れたくない
両方行くなら!パタヤ→バンコクの組み合わせが最強
「どっちか迷う…」という方には、ずばり両方行くことをおすすめします。
パタヤとバンコクは車で約1時間30分〜2時間の距離にあり、チャータータクシーで簡単に移動できます。
私たち夫婦が10数回タイに通って辿り着いた、最もおすすめの旅程の組み方はこちらです。
おすすめルート:パタヤ5〜7泊 → バンコク3〜4泊
先にパタヤでリゾートライフをたっぷり満喫してからバンコクに移動し、グルメ・観光・ショッピングで締めくくるスタイルです。
パタヤでのんびりしたあとにバンコクに入ると、都市の刺激と食の充実さが新鮮に感じられて、旅のテンションが後半でもう一度上がるのが最高なんです。
逆にバンコク→パタヤの順番だと、バンコクの賑やかさのあとにパタヤのゆったり感が「物足りない」と感じる方もいるため、パタヤ先がおすすめです。
2024年3月の夫婦たびもパタヤ7泊→バンコク4泊の旅程でしたが、この順番が本当にちょうどよかったです。
ウチの奥さま
夫婦たび管理人
パタヤ・バンコク 各シリーズの全記事はこちら
2024年3月の夫婦たび、パタヤ・バンコクの全記事はそれぞれのまとめページにまとめています。
ホテル・グルメ・観光・マッサージ・ショッピングなど、旅の計画に役立つ情報をすべて一覧でご覧いただけます。
