Klook日本語対応ドライバーでチャーターにした理由
サヌールからウブドへの移動手段はGRABでも行けますが、今回はKlookのバリ島貸し切りチャーター(12時間・1〜3名・日本語対応)を10,395円で予約しました。
GRABに比べると料金はほぼ倍になりますが、あえて日本語対応ドライバーを選んだ理由があります。
今回はコアガジャやティルタウンプル寺院など、これまで行ったことのなかったスポットも観光したかったこと、そして毎回バリ島に来るたびに立ち寄っているBALI HANDYにも連れて行ってもらいたかったこと。
このように、行き先が複数あり細かいリクエストを伝えるにはコミュニケーションが取れるドライバーが必要でした。
そして、今回担当してくれたドライバーは「サンちゃんと呼んでください」という気さくな方で、AM9:30にホテルまで迎えに来てくれてPM8:00に帰宅という行程でした。
結果、この選択は大正解。
目的地に着いてからもサービスで観光ガイドをしてくれて、コアガジャやティルタウンプル寺院の歴史的な背景まで丁寧に説明してくれたのです。
奥さま
📋 今回利用したKlookチャーターの概要
- 商品名:バリ島貸し切りチャーター(12時間・1〜3名・日本語対応)
- 料金:10,395円
- 時間:AM9:30ホテル迎え〜PM8:00帰宅
- 予約:Klook公式サイトから予約可能
- GRABとの違い:GRABは移動のみ、チャーターはサンちゃんのご厚意で観光ガイド付き・写真撮影サービスも
まず恒例のBALI HANDYへ|バリ島最大級のアタ製品専門店
ウブドに向かう途中、毎回バリ島に来るたびに立ち寄っているのがBALI HANDYです。
テンガナン村のアタ職人が作る本物のアタ製品を扱う専門店で、バリ島随一の品揃えを誇ります。
サンちゃんに「ウブドに行く前にBALI HANDYに寄ってほしい」とお願いしたところ、快く案内してくれました。

Jl. Raya Lod Tunduh沿いにある広々とした店舗は、ウブドへの道中に立ち寄りやすい好立地。









店内にはバッグ・バスケット・ティッシュボックス・トレー・小物入れなど、アタ素材の製品が所狭しと並んでいます。
いつものことながら、見ているだけで時間を忘れてしまうほどの品揃えです。
店の奥には職人さんたちが実際に作業しているスペースがあり、アタ製品が手作業で編まれていく様子を間近で見ることができます。

今回購入したのはバッグ(マルボロ・Rp659,000)・ティッシュボックスケース(Rp149,000)・ナンジョン(Rp179,000)・蓋付き小物入れ(Rp329,000)の4点で合計Rp1,326,000(約12,800円)。


バリ島に来るたびに少しずつ買い足しているアタ製品ですが、本物のアタは天然素材ならではの独特の香りと経年変化による色の深まりが魅力。
日本に持ち帰るたびに「また買いたい」と思わせてくれる、バリ島旅行の定番のお土産になっています。
奥さま
📖 BALI HANDYの詳細レポートはこちら
バリ島のアタ製品専門店「BALI HANDY」完全ガイド →③ゴア・ガジャ(象の洞窟)|1,000年前の石彫刻に圧倒された

📋 ゴア・ガジャ 基本情報
- 正式名称:Pura Goa Gajah(ゴア・ガジャ寺院)
- 場所:ウブド中心部から東へ約5km
- 入場料:約Rp50,000(約500円)※サロン・腰巻き貸出込み
- 所要時間:約45分〜1時間
- 服装:肌の露出を控えた服装。サロンの貸出あり
BALI HANDYの次はサンちゃんの案内でゴア・ガジャへ。
「象の洞窟」と訳されるウブド近郊の遺跡寺院で、バリ島を代表するパワースポットのひとつです。

サンちゃんが「DTW GOA GAJAH」の看板前で写真を撮ってくれました。
こういう写真が撮れるのも日本語ドライバーならではのサービスです。
「ゴア(Goa)=洞窟、ガジャ(Gajah)=象」で「象の洞窟」を意味します。
11世紀に建てられたヒンドゥー教寺院 で、僧侶が瞑想・修行を行った場所。
実はバリ島に象は生息していませんが、洞窟の入口の彫刻が象に見えたことや、ゾウの頭を持つヒンドゥーの神ガネーシャが祀られていることなど、名前の由来には諸説あります。
1923年にオランダの考古学者によって再発見され、洞窟前の沐浴場は1954年に発掘されました 。
長い間土の中に眠っていた遺跡です。

入場して階段を下りるとまず目に入るのが長方形の沐浴場です。
6人の女神像が抱える水瓶から聖水が流れ出しており、かつて僧侶たちが洞窟に入る前に身を清めた場所とされています。
実際に沐浴をしている地元の方の姿もあり、今もなお現役の聖地として使われていることが伝わってきました。

ゴア・ガジャ最大の見どころがこの洞窟の入口です。
巨大な顔の彫刻が岩肌いっぱいに刻まれていて、その口が洞窟への入り口になっています。
この顔は魔女ランダとも、バリ島にヒンドゥー教をもたらしたシヴァ神の化身とも言われていますが、はっきりした正体は今も謎のまま。
1,000年以上前の人々がこれほどの彫刻を岩に刻んだという事実だけで、十分に圧倒されます。

サンちゃんが洞窟の入口前でも写真を撮ってくれました。
この迫力ある彫刻を背景にした写真は良い記念になりました。


洞窟の中はT字型になっていて、右奥にはヒンドゥーの三大神(シヴァ・ヴィシュヌ・ブラフマ)を象徴する3体のリンガ像、左奥には象の頭を持つ知恵の神ガネーシャ像が祀られています。
洞窟の中は薄暗く、お供えの花と線香の香りが漂っていて、今も信仰の場として生きていることを肌で感じられます。
昔の人の信仰心の深さに、思わず背筋が伸びる思いでした。


洞窟の奥には緑豊かな渓谷が広がり、苔むした岩の間を小さな滝が流れています。
亜熱帯の植物に包まれたこの景色は、寺院の神聖な雰囲気をさらに高めていました。
こちらもサンちゃんのガイドがなければ見落としていたかもしれないスポットで、日本語対応チャーターにして正解だったと改めて感じた場所でした。
④突然の土砂降りでコーヒー園へ|SEGARA WINDHU COFFEEでジャコウネコ珈琲を爆買い
ゴア・ガジャをフリーで見学していると、10分ほどで突然の雨。
あっという間に土砂降りになってしまいました。
これではこのあと予定していた寺院観光は難しいとサンちゃんがいうので、代替案として「雨の間にコーヒー園に行きましょう」と提案してくれました。

連れて行ってもらったのはウブド近郊のSEGARA WINDHU COFFEE。
ジャコウネコ(コピ・ルアク)コーヒーで有名なコーヒー農園です。
看板にはジャコウネコの像が2体…なかなかインパクトのある出迎えです。

席に案内されると、さっそく試飲のトレイが登場。
チョコレートコーヒー・バニラコーヒー・ココナッツコーヒー・キンタマニアラビカ・キンタマニロブスタ・ガヨコーヒー・トラジャコーヒーなど14種類が一気に並びます。
お茶やフルーツティーまで含めた豪華なラインナップで、しかもすべて無料。
一通り飲み比べた後、「では今日の1杯を決めてください」という流れになります。
これがなかなかうまい仕掛けで、試飲で美味しいものを体験してしまうと「せっかくだから本物を」という気持ちになってしまうんですよね。

私たちが選んだのはジャコウネココーヒー(オス)。
サイフォンで丁寧に淹れてくれます。
実はジャコウネコのオスとメスでは豆の味が異なるそうで、これはサンちゃんに教えてもらって初めて知りました。
オスのほうがよりコクが深く、まろやかな風味があるとのことで、試飲でもオスのほうが美味しく感じました。


芋チップスのような軽いスナックと一緒に提供された(赤い色のパックがメス)ジャコウネココーヒーは、雑味がなくすっきりとしながらも深いコクがあり、黄色いパックのオスはこれまで飲んだコーヒーの中でもトップクラスの美味しさでした。
1杯約1,000円という値段も、この味なら納得です。
コーヒーを飲み終えると自然な流れでお土産コーナーへ。ここで迷わず爆買いしてしまいました。
購入したのはジャコウネココーヒー5袋・合計Rp3,809,700(約36,797円)。
もともとバリコーヒーはお土産に買おうと思っていたこと、そしてサンちゃんの「町中で同じものを買うともっと高いし、品質が悪いものもある(トウモロコシの粉などが混入している場合も)」という言葉が決め手になりました。
💡 コーヒー園での爆買いは「作戦」?正直に書きます
無料試飲で美味しいコーヒーを体験させてから購入へ誘導するのはコーヒー園の定番スタイルで、ガイドがキックバックをもらうケースもあると言われています。サンちゃんが連れて行ってくれたのも全くの偶然ではないかもしれません。ただ、本物のジャコウネココーヒーを適正価格で買えたという満足感もあります。「お金じゃないのよね」というのが正直なところ。これもバリ島旅行の醍醐味のひとつと割り切って楽しみました。
⑤ティルタ・ウンプル寺院|聖水が湧き出る1,000年の歴史を持つ沐浴の聖地
コーヒー園で雨宿りをしているうちに雨が上がり、次の目的地へ。
サンちゃんの案内でティルタ・ウンプル寺院を訪れました。

📋 ティルタ・ウンプル寺院 基本情報
- 場所:Jl. Tirta, Manukaya, Tampaksiring, Kabupaten Gianyar, Bali(ウブドから北へ約30分)
- 営業時間:8:00〜18:00
- 入場料:大人Rp50,000〜75,000(約500〜730円)・子供Rp25,000〜50,000
- 服装:サロン(腰布)必須・入口で無料貸出あり
- 沐浴希望者:ロッカーRp15,000・沐浴用サロンRp10,000
「ティルタ」は聖なる水、「ウンプル」は湧き出るという意味で、バリのワルマデワ王朝(10〜14世紀)に建てられた由緒ある寺院 です。
伝説によれば、インドラ神が悪の王マヤデナワに毒を盛られた神々の軍隊を救うために大地を杖で叩き、不老不死をもたらす聖水を湧き出させた のがこの場所とされています。
その聖水は今も絶え間なく湧き続けており、バリ島各地から水を汲みに来る人が絶えません。


入場するとまず目に入るのは、バリ・ヒンドゥーの伝統建築が立ち並ぶ荘厳な境内。
苔むした石造りの建物と黄色い装飾布が組み合わさって、独特の神聖な雰囲気を醸し出しています。

各所に立つ守護神像の彫刻の精巧さに思わず足が止まります。
ゴア・ガジャとはまた異なる、整然とした神聖さが漂っていました。

境内には錦鯉が泳ぐ美しい池もあり、聖水が流れ込んでいます。
水の透明感が清らかで、思わず見入ってしまいました。

寺院のメインともいえる沐浴場には、左右合わせて30の聖水の吐出口が並んでいます。
観光客を含む多くの人たちが列をなして順番に聖水を頭から浴びる「ムルカット(Melukat)」という浄化の儀式を行っていました。

正直なところ、沐浴をするつもりはまったくなかったのですが、欧米の観光客を含む多くの人々が真剣な表情で次々と聖水を浴びる姿を見て、不思議な気持ちになりました。
「何がしたいのだろう?」という気持ちと、「それだけ聖水に引き寄せられる何かがあるのかもしれない」という気持ちが入り混じった感覚です。
沐浴をしなくても、この場に立つだけで空気のピリッとした神聖さを肌で感じることができました。
行って良かったと心から思えた場所です。


こちらもサンちゃんが正門の外でしっかり写真を撮ってくれました。
サロン姿の夫婦写真、良い記念です。
⑥ウブド散策|11年ぶりに訪れたら街がすっかり変わっていた
ティルタ・ウンプル寺院からウブド中心部へ向かう車の中で、サンちゃんに「ライステラスって昔は道路から直接見えましたよね?」と聞いてみました。
「そうなんですよ。昔は道路からそのまま棚田が見渡せたんですけど、今はお店がずらっと並んじゃって。最近のトレンドは大きなブランコに乗って写真を撮ることですね」とサンちゃん。
棚田を背景に空中へ飛び出すようなバエ写真が撮れるブランコスポットが今は大人気らしく、インスタ映えを求める若い旅行者で賑わっているとのこと。
そんな観光地の移り変わりの速さを感じながら、ウブド中心部に到着しました。
実は前回ウブドを歩いたのは11年前のこと。
久しぶりに降り立ってみると、街の雰囲気がずいぶん変わっていることにすぐ気づきました。
歩道や街並みが整備されてキレイになり、お店の顔ぶれもかなり入れ替わっています。
エリア自体も拡張されていて、昔のにぎやかだけど雑然とした感じはなくなり、どこかスッキリと洗練された印象です。
「11年って一昔前なんだな」と改めて実感しながら、以前にも何度か来ているウブドなので、サンちゃんとはサッカー場の駐車場を待ち合わせ場所に決め、PM4時から8時までは夫婦2人でのんびり自由散策にしました。

まず立ち寄ったのは白いレンガ壁がおしゃれなKOU。
バリ島の天然素材を使ったハンドメイドソープのお店で、ウブド散策の定番スポットです。


フランジパニ・ジャスミン・ローズなどバリ島らしい香りのソープが整然と並び、見ているだけで楽しい空間です。
「FIXED PRICE」と書かれているので値段交渉不要なのもありがたいポイント。
お土産にぴったりの1品です。

続いて立ち寄ったのはアクセサリーとバッグの小さなセレクトショップkunci。
バリ島の職人が作ったかごバッグやビーズのポーチなどが並ぶ、センスのいいお店です。
こういうこぢんまりとした個性的なお店をのぞきながら歩くのが、ウブド散策の醍醐味ですよね。

ウブドの通りにはバリ島らしい木彫りの置き物や凧・雑貨を売るお土産屋さんが立ち並んでいます。
見ているだけでも楽しく、「これは何?」と思うようなユニークなアイテムもたくさん。

ウブドに来ると必ず立ち寄るのがCafe Wayan(ワルンアヤ)です。
1986年創業のウブドを代表する老舗レストランで、何度来ても飽きない場所。

緑豊かなトロピカルガーデンに囲まれたテラス席は、ウブドの豊かな自然の中に溶け込んでいてとても心地よい空間です。

まずはビンタンビールで乾杯。
1日歩き回った後のビールは格別です。


注文したのはナシチャンプル(ナシゴレン・目玉焼き・フライドチキン・テンペ・サテ・クルプクの盛り合わせ)とサテ(焼き鳥串)。
どちらもバリ料理らしいスパイスの効いた味付けで、何度食べても美味しい。

2人でRp350,900(約3,389円)と、ウブドの老舗レストランとしてはリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
📖 Cafe Wayanの詳しいレポートはこちら
ウブドの老舗レストランCafe Wayan(ワルンアヤ)完全レポート →夕食後はウブド市場を少し覗いてみましたが、夜は昼間に比べると店じまいしているお店も多く、特に目新しいものはありませんでした。
そこでWhatsAppでサンちゃんに連絡すると、わざわざサッカー場まで戻らなくていいとのことで、市場まで迎えに来てくれました。
こういう細やかな気遣いが日本語ドライバーを選んで良かったと思える瞬間です。
PM8時にサヌールのホテルへ無事帰宅。
充実した1日でした。
まとめ|Klook日本語ドライバーで行くウブド日帰りは大正解だった
今回のウブド日帰りを振り返ると、日本語対応ドライバーを選んで本当に良かったという一言に尽きます。
GRABの倍近い料金はかかりますが、サンちゃんのおかげでゴア・ガジャとティルタ・ウンプル寺院を歴史的背景付きで楽しめたこと、行く先々で2人の写真を撮ってもらえたこと、突然の雨でも臨機応変にコーヒー園を提案してくれたこと、帰りはウブド市場まで迎えに来てくれたこと。
これらはGRABでは絶対にできない体験です。
📋 今回のウブド日帰り 費用まとめ
- Klookチャーター(12時間・日本語対応):10,395円
- BALI HANDY アタ製品4点:Rp1,326,000(約12,800円)
- ゴア・ガジャ入場料(2人):約Rp100,000(約1,000円)
- SEGARA WINDHU COFFEE コーヒー1杯+お土産5袋:Rp3,809,700(約36,797円)※爆買い分含む
- ティルタ・ウンプル寺院入場料(2人):約Rp150,000(約1,460円)
- Cafe Wayan 夕食(2人):Rp350,900(約3,389円)
コーヒーの爆買いがなければかなりリーズナブルな日帰り旅行でした。
とはいえ本物のジャコウネココーヒーをお土産に買えたことは今でも満足しています。
夫婦たび案内人
バリ島に長期滞在するなら、ウブド日帰りは絶対におすすめの1日です。
📖 ウブド関連の過去記事もあわせてどうぞ
