The Legend（ザ レジェンド）バンコクのセラドン焼き食器専門店に行ってみた！

バンコクで高品質のセラドン焼き食器を探しているなら、「The Legend（ザ レジェンド）」がおすすめです。

ウチの場合、奥さまがセラドン焼きのファンなので、バンコクに来たときには必ずといって良いほど購入していきます。

なお、今回訪問した2024年3月は店内の商品が25%オフとなっており、非常にお得感満載。

店内には様々な色や形のセラドン焼きが豊富に揃えられており、特に葉をモチーフにしたデザインの皿は、色やサイズの選択肢が多く用意されています。

セラドン焼きについて

セラドン焼きは、700年以上の歴史を持つタイの伝統的な陶磁器です。

この技術はもともとタイ北部で発展し、ラームカムヘン大王の時代に中国から招かれた職人によって伝えられました。

セラドン焼きの最大の特徴はその美しいエメラルドグリーン色で、この色は「セラドングリーン」として知られています。

また、美しい海のような青色のバリエーションもあります。

どちらの色も自然由来の釉薬を使っており、使用される土はタイ北部のものです。

その自然に根ざした製法が、セラドン焼きの魅力の一つとなっています。

タイのセラドン焼きの特徴

タイの伝統的な陶器であるセラドン焼きは、その表面に見られる独特のひび割れ模様「貫入」が特徴です。

この貫入は、釉薬の下で生じる温度差によって発生し、セラドン焼き特有の風合いを醸し出しています。

釉薬は陶器の表面を覆うガラス質の層で、高温で焼成することで光沢と硬さをもたらします。

日本の萩焼などと同様に、このひび割れ部分に時間とともにお茶やコーヒーなどが染み込み、使い込むほどに味わい深い色合いへと変化していきます。

翡翠を思わせる柔らかなグリーンとその貫入からは繊細さが感じられますが、その厚みと重さからは日常使いに耐えうる丈夫さも伺えます。

色のバリエーション

セラドン焼きは、タイ北部の天然の土と釉薬を使用し、高温で焼成されています。

釉薬に含まれる鉄分によって、焼成の条件に応じて色の変化が生じ、通常の翡翠色から青みがかった色まで様々です。

最近では、スモーキーグリーンやライムグリーン、ラベンダー色など、各工房の個性を感じさせる色も楽しめます。

価格相場

セラドン焼きの価格は製品の大きさや購入する店によって異なりますが、小さな豆皿は600円から1,000円程度です。

直径25cmの大きな丸皿は約3,000円で手に入り、一緒にお椀も合わせて使うと、料理が一層引き立ちます。

使用例

セラドン焼きは、その涼しげな見た目で色鮮やかなタイ料理を引き立てるため、タイのレストランでよく使用されています。

また、象の形をしたお香立てや花のデザインのアロマポットなど、さまざまなデコラティブなアイテムもあり、お部屋のインテリアとしても人気です。

国内ではタイ雑貨店で主に取り扱われており、セラドン焼きのティーカップとソーサーのセットは結婚祝いなどの贈り物にも選ばれています。

その美しい緑色は、焼き物好きや器を愛する人への特別なギフトとしても喜ばれます。

バンコクのセラドン焼き食器専門店The Legend（ザ レジェンド）の基本情報

The Legend
住所 486/127 Rajthevi Intersection Rajatevi, Bangkok, タイ
アクセス ：BTSラチャティウイ駅徒歩1分
営業時間 9:00〜18:00

The Legend（ザ レジェンド）は以前タニヤプラザにありましたが、2020年3月にMBKへ、その後2021年6月にラチャテウィーへと移転しました。

今まではビル内のテナントとして入っていて、いつも探すのに苦労していたのですが、今回移転されたお店は路地店で、BTS駅ラチャティウイ駅徒歩1分と非常に行きやすいシチュエーションでした。

バンコクのセラドン焼き食器専門店The Legend（ザ レジェンド）店内の様子

ということで、バンコクに来たら必ず立ち寄るバンコクのセラドン焼き食器専門店The Legend（ザ レジェンド）は、荷物にはなりますが超オススメのお店です。