【森の旅亭びえい 宿泊記】白金温泉郷の客室露天風呂付き和室と道産膳コースを夫婦たびで正直レポート|富良野・美瑛観光もセットで

2021年6月に白金温泉郷『森の旅亭びえい』に夫婦で1泊してきました。

宿泊したのは露天風呂付き和室(ho1)の『華麗なる休日 露天風呂付客室と道産膳プラン』。

白金温泉郷は富良野と美瑛のほぼ中間に位置するので、6月下旬の北海道らしい観光をセットで楽しめるのが魅力です。

ファーム富田のラベンダー、青い池、白ひげの滝を巡りながら、客室露天風呂と北海道素材の会席料理を堪能した夫婦たびレポートをお届けします。

客室露天風呂付きで夕食が美味しくて、富良野・美瑛観光もセットで楽しめるなんて最高じゃないの!

ウチの奥さま

夫婦たび管理人

ただ、客室露天風呂については正直ちょっと思ったのと違うな…という部分もあったので、その辺りも包み隠さずお伝えします

森の旅亭びえいを選んだ理由

前回の夫婦たびで支笏湖翠山亭の客室露天風呂と旬懐石がとても良かったこともあり、次はどこか白金温泉郷あたりで客室露天風呂付きの宿に泊まりたいというハナシに。

北海道民の私達夫婦、富良野・美瑛エリアには行ったことがあるものの、白金温泉郷はまだ未訪問でした。

奥様リサーチの結果として選ばれたのが『森の旅亭びえい』。

白金温泉郷の中では数少ない客室露天風呂付きで、夕食の『道産膳プラン』が初夏の北海道の旬の味覚を味わえそうで魅力的。

夫婦たび管理人

富良野のラベンダーがちょうど咲く6月末なら、チェックイン前に観光もセットで楽しめるというナイスな動線でもあります

白金温泉郷とは|杖忘れの湯と呼ばれる理由

北海道上川郡美瑛町にある、白樺林の美しい光景が広がる温泉郷です。

大正初期から温泉が湧いていましたが、大正15年の十勝岳大爆発で泥流に呑まれて消失。その後1950年(昭和25年)に再び温泉が湧出し、当時の町長が『泥の中から貴重なプラチナ(白金)を見つけた思いがする』と語ったことから白金温泉と命名されました。

泉質はヨーロッパに多い芒硝泉(ぼうしょうせん)で、ナトリウムイオンを多く含みます。

鉄分も多く、湧出直後は無色透明ですが空気に触れると褐色に濁る性質があり、源泉温度は46〜55℃。

神経痛への効能が高いとされ、『杖(つえ)忘れの湯』という別名でも知られています。

森の旅亭びえいのアクセスと周辺観光情報

森の旅亭びえいは大雪山のふもとにあり、富良野岳・十勝岳・美瑛岳が周辺にそびえます。

札幌からは車で2時間ちょい。

札幌からだと経由地に富良野があり、少し上ると美瑛に着くという道内の日帰り観光スポットの通り道でもあります。

チェックインのPM3時まで時間があるので、AM9時半に自宅を出発してチェックイン前の観光を楽しみました。

チェックイン前の観光①|ファーム富田のラベンダー畑

コロナ禍で観光客が少ないファーム富田
こんなにガラガラのファーム富田を見たのは初めて
平日昼時なのに観光客がチョロチョロっとしかいないという衝撃

JR富良野線・中富良野駅からタクシーで5分、駐車場・入園料ともに無料のファーム富田へ。

6月下旬のラベンダーはまだ3部咲きといった感じ。旬のピークは7月中旬頃からです。

夫婦たび管理人

コロナの影響で海外旅行客が来ていないため、以前は駐車場に入るのも大変だったのに、入り口近くにスルスル停められたというコロナの複雑な後遺症を感じました

チェックイン前の観光②|美瑛の青い池と白ひげの滝

美瑛 青い池
十勝岳の地下水が混ざることでコロイドが生成され青く見える不思議な池
こちらもガラガラで私達夫婦以外1組しかいない状況でした
白ひげの滝
森の旅亭びえいから約100mの白ひげの滝
落差30メートルの潜流瀑で十勝岳連峰の地下水が岩壁の割れ目から白ひげのように流れ落ちます

青い池は有料駐車場・トイレ・売店も整備され、すっかり観光地化していました。

白ひげの滝は森の旅亭びえいのすぐそば。チェックイン前にサクッと立ち寄れる距離感なので、セットで観光するのがおすすめです。

【要注意!】白金温泉郷にコンビニはありません

白金温泉郷にはコンビニがありません。これに気づいたのが白ひげの滝を観光したあと。

お部屋に持ち込み用のビールやおつまみを買うために、上富良野町まで往復40分かけて買い出しに走る羽目になりました。

おかげでPM3時チェックイン予定がPM4時近くになっちゃった!お酒やおつまみを持ち込みたい方は、白金温泉郷手前の上富良野か美瑛で必ず買い物を済ませておきましょう

ウチの奥さま

なお、館内にはソフトドリンクとビールの自動販売機(350ml:280円・500ml:360円)もあります。近くにコンビニがないわりには良心的な価格設定です。

森の旅亭びえいにチェックイン|数寄屋造りの和の佇まい

白金温泉郷 森の旅亭びえい 外観
数寄屋造りの和風1〜2階建て、総客室17室の小さな温泉宿
白ひげの滝からは車で100mほどの距離です
チェックインロビー
チェックイン手続きはこじんまりとした和ロビーにて
外を眺めると森の中にいる感覚でほっとします
ウェルカムドリンクと茶菓
ウェルカムドリンクの紅茶とリンゴ大福をいただきながらほっこり
小さな宿ならではのあたたかみを感じます

【チェックイン情報】チェックイン PM3:00 / チェックアウト AM11:00
駐車場あり(17台・無料・予約不要)・全室禁煙・クレジットカード各種対応
JR美瑛駅からの送迎あり(要事前予約・3日前まで)

なお、館内は山間部の傾斜を利用した造りのため、客室棟・大浴場・お食事処への移動はすべて段差のある階段歩き。バリアフリーではありませんので注意が必要です。

露天風呂付き和室(ho1)107桜のお部屋|広さと雰囲気は◎

客室107桜 和室にローベッドが2つ
本館1階107桜のお部屋
和室にローベッドが2つ、壁掛けテレビつきのゆったり造り
窓側にテーブルとチェア、奥にソファー
窓側にはテーブルとチェア、奥にはソファーもあり
お部屋としてはかなりゆったりした広さです
客室冷蔵庫
客室冷蔵庫にはサービスの黒千石茶とカルピスウォーター缶が2本ずつ
お茶うけのお菓子も入っていました

客室露天風呂の正直レポート【これは露天じゃないかも問題】

客室露天風呂全景
客室露天風呂と書いてあるが…窓があるだけで完全に建物内の内風呂
バルコニーに増設した感が満載です
青ヒバの木風呂
浴槽は木の香り漂う青ヒバの木風呂で素材感は良し
ただし湯船に浸かりながら外の森の景色は一切見えないのが残念

夫婦たび管理人

楽天トラベルの写真では『本館 客室露天風呂 一例』と書かれていて、写真で見るよりもずっと建物内感が強かったです。露天風呂に期待して予約する場合は、離れのお部屋の方が開放感があると思います

大浴場|サウナ付きでトロリとした白緑色のお湯が気持ちいい

大浴場 内風呂と露天風呂
大浴場は内風呂2つ+森の景色を楽しめる露天風呂つき
小さいですがサウナと水風呂もあってサウナーにはGOOD

温泉の色は白緑色系でトロリとした肌触り。

泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉で、神経痛・動脈硬化・冷え性に効能があるとされています。

入るとお肌がスベスベになる感じがしてとても良かった!サウナも水風呂もあって大浴場の満足度は高かったです

ウチの奥さま

なお大浴場は客室棟とは逆側にあり、アップダウンのある廊下を歩いて移動します。移動するだけでもなかなかの運動になります。

夕食『道産膳コース』実食レポート|一品ごとに最適な温度で提供

夕食はお食事処『森の坊』にて。個室ではなく、すだれで仕切られたブース形式です。

夕食 道産膳コース お品書き
本日のお食事は『道産膳コース』
先付け・前菜・椀物・お造り・煮物・肉料理・中鉢・蒸物・季節料理・食事・水菓子と北海道素材をふんだんに使った全コース
先付けと前菜
先付け:青豆豆腐と焼ウニのおひたし振り柚子
前菜:北海シマエビ・カレイの縁側煮・ウナギの小袖寿司など全7品で冷酒がすすみます
椀物 ハモのすまし仕立て
椀物はハモのすまし仕立て ジュンサイ・冬瓜・青菜・柚子
冬瓜のシャクシャク食感とハモのプリ弾力がやさしい味付けの餡に絡まって絶品
お造り
お造りは瀬棚町産の鯛・奄美大島産のマグロ・愛媛県産のカンパチ
山の中の温泉旅館とは思えない新鮮さでお酒がすすむ
焼き物 美瑛和牛と焼き玉ねぎの照り焼き
焼き物は美瑛和牛と焼き玉ねぎの照り焼き
赤身の歯ごたえと照り焼きの味付け、道産玉ねぎの甘さが最強のトリオ
強肴 えぞアワビと大根のやわらか煮
強肴はえぞアワビと大根のやわらか煮 肝・れんこん煎餅
山奥の温泉宿でエゾあわびが食べられるとは!
食事 黒千石豆の炊き込みご飯
食事は黒千石豆の炊き込みご飯
北海道妹背牛町産ふっくりんことモチ米はくちょうもちのブレンド米を使用

夫婦たび管理人

こちらのコンセプトどおり『お料理に応じて、あたたかいうち、つややかなうちに一品ごとに』が徹底されていて、すべて大変美味しくいただきました。強いて言えば美瑛和牛の照り焼きがもう少し量があれば完璧でした

夕食のドリンクメニュー|旭川地酒や富良野ワインも

夕食ドリンクメニュー1ページ目
生ビールはアサヒスーパードライ・サッポロクラシックが770円
日本酒は1合から、ふらのわいんはグラスでも頼めます
旭川の地酒 国士無双
大浴場でたらふく温泉とサウナを楽しんだあと部屋ビール500mlを2本ずつ飲んでいたので
夕食は旭川の地酒『国士無双』本醸造生貯蔵酒からスタート

朝食メニュー|コンセプトある大豆ブレンドコーヒーが印象的

和朝食膳の全体写真
朝食は夕食と同じ森の坊にて和朝食膳
品数は少なめな印象ですがオーソドックスにまとまっています
大豆ブレンドコーヒー
朝食の締めはオリジナルの大豆ブレンドコーヒー
美瑛の契約農家産の青大豆とコーヒー豆を1:1でブレンドした香ばし系コーヒーで唯一無二の味でした

朝食は夕食ほどの感動はなかったけれど、大豆ブレンドコーヒーはここでしか飲めない味で印象に残りました

ウチの奥さま

チェックアウト後は美瑛『四季彩の丘』へ

美瑛 展望花畑 四季彩の丘のラベンダー畑
チェックアウト後に美瑛の四季彩の丘へ
こちらのラベンダー畑はなかなかの咲きっぷりで北海道の初夏を満喫

チェックアウト後に客室露天風呂をもう一度楽しんでから出発。

美瑛の展望花畑『四季彩の丘』はファーム富田より開花が早い傾向があり、6月末でもラベンダーがきれいに咲いていました。

白金温泉郷 森の旅亭びえい宿泊まとめ

夫婦たびで宿泊した白金温泉郷 森の旅亭びえい、率直にまとめます。

【良かった点】夕食の道産膳コースは一品ごとに最適な温度と鮮度で提供されており、北海道素材の美味しさを存分に楽しめました。数寄屋造りのお部屋の広さと雰囲気、大浴場のトロリとした白緑色のお湯とサウナも満足度が高かったです。富良野・美瑛観光とのアクセスの良さも夫婦たびには魅力的なポイントです。

【気になった点】客室露天風呂は建物内の内風呂に近い造りで、湯船から外の森の景色は見えません。露天感を重視するなら離れのお部屋のほうがおすすめです。また、近隣にコンビニがないため、お酒やおつまみの持ち込みは美瑛か上富良野で事前調達が必須です。

夕食の質と温泉の肌触りは本当に良かった!次に泊まるなら離れのお部屋を選んで、もっと開放感のある露天風呂を楽しみたいです

ウチの奥さま

夫婦たび管理人

富良野・美瑛観光と北海道の温泉をセットで楽しみたい夫婦たびには、白金温泉郷 森の旅亭びえいはとても良い選択です。客室露天風呂の開放感を重視する方は離れのお部屋をリクエストしてみてください

夫婦たびの北海道おすすめ宿泊まとめ|実際に泊まった13選

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