【カムイの湯ラビスタ阿寒川 宿泊記】阿寒川のほとり・森のライトアップと客室露天風呂・夕食・朝食を夫婦たびで正直レポート

阿寒川のほとりにグランドオープンした「カムイの湯ラビスタ阿寒川」に、夫婦でプレオープン宿泊してきました。

阿寒湖周辺での新築温泉ホテルOPENは、実に30年ぶりという話題の出来事でした。

ラビスタ大雪山に宿泊していたご縁でプレオープン宿泊のお知らせが届き、通常より約3割お安く泊まれる特別企画ということで即決しました。

楽天トラベルでは683件の口コミに対して総合評価4.25の宿の実力を、夫婦たびの目線で正直にお伝えします。

夫婦たび管理人

新築ラビスタのデザインと阿寒川・森のロケーションは最高!夕食も美味しかった。正直に言えば朝食だけが課題という感じでしたが、全体的にはとても魅力的な温泉宿です

カムイの湯ラビスタ阿寒川とは|阿寒湖周辺で30年ぶりの新築温泉ホテル

カムイの湯ラビスタ阿寒川は、共立リゾートが手がける「ラビスタシリーズ」の温泉ホテルです。

共立リゾートはラビスタ大雪山・ラビスタ函館ベイ・ラビスタ富士河口湖など、全国各地に良質な温泉宿を展開するホテルグループです。

場所は阿寒湖温泉街ではなく、温泉街から釧路方面へ約5km走った240号線沿い、阿寒川のほとりに立地しています。

ホテルコンセプトは「ただ、川と温泉があるだけの森に。イランカラプテ(アイヌ語で”こんにちは”の意味)」。

アイヌ文化が息づく阿寒の大自然の中で、川のせせらぎと森の風景を全身で感じながら過ごすことをテーマにした宿です。

2015年9月15日のグランドオープンは、阿寒湖周辺では実に30年ぶりの新築温泉ホテル誕生として北海道内でも大きな話題になりました。

阿寒川温泉の泉質と効能|アイヌの大地から湧き出す温泉

ラビスタ阿寒川の温泉は、阿寒湖温泉郷と同じ源泉系統の単純温泉(中性低張性温泉)です。

無臭・無色透明に近い薄い茶褐色がかったお湯で、肌への刺激が少なく老若男女問わず入りやすい泉質です。

源泉温度は大浴場が源泉かけ流しで提供されており、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復などに効能があるとされています。

阿寒周辺はアイヌの人々が「カムイ(神)の湯」と呼んできた温泉地でもあり、ラビスタ阿寒川のホテル名にもそのアイヌ文化への敬意が込められています。

客室露天風呂は源泉かけ流しではなく、ボタン式の即湯張りシステムを採用しています。

ラビスタ阿寒川へのアクセスと周辺情報|近くにお店はなし

阿寒湖畔からラビスタ阿寒川までのルート図
阿寒湖畔から釧路方面へ5kmほど
240号線と241号線の分岐を240号線方向へ進むとラビスタ阿寒川の看板が見えてきます

住所は北海道釧路市阿寒町オクルシュベ3-1。

釧路空港から車で約1時間、釧路駅から車で約1時間30分です。

札幌からは道東自動車道を使って足寄ICで降り、阿寒湖畔経由で約4時間弱というルートが現実的です。

駐車場は50台分が無料で利用できます。

ホテル周辺には全くお店がありません。

ビールやおつまみを持ち込みしたいなら、阿寒湖畔のセブン-イレブンで必ず事前に買い出しを済ませておきましょう。

夫婦たび管理人

ホテル横を流れる阿寒川は見ただけで絶好のフライフィッシングポイントという景観の良さ。阿寒湖まで行ってみると双湖台など周辺観光も楽しめるので、チェックイン前に立ち寄るのがおすすめです

ラビスタ阿寒川のロケーションとチェックイン|新築の清潔感と開放感

ラビスタ阿寒川 エントランスホール
出来たてホヤホヤのエントランスホール
240号国道から阿寒川のほとりに向かって緩やかに下っていくと現れます
ラビスタ阿寒川 ロビー
エントランスを抜けると別空間のように開放感のあるロビーが広がります
ウッディな内装デザインが落ち着いてイイです
ラビスタ阿寒川 阿寒川のほとりに立つ
ホテルは本当に阿寒川のほとりの何もないところに立っています
周辺には北海道の大自然しかありませんが、それがこの宿最大の魅力です

現地に到着して最初に感じたのは「こんなところに建てて大丈夫なの?」という驚きでした。

ですが、山奥でも街中でもない「阿寒川沿いの森の中」というロケーションこそが、ラビスタ阿寒川の最大の集客ポイントです。

新築ならではのデザインの良さと清潔感は申し分なく、チェックイン時から気持ちよく過ごせました。

【チェックイン情報】チェックイン PM3:00 / チェックアウト AM11:00
駐車場あり(50台・無料・予約不要)

KAWA no SHOU客室露天風呂付き|森のピクチャーウインドウと即湯張りシステム

KAWA no SHOU 森側の客室全景
客室に入った瞬間の眺めが最高!
大きなピクチャーウインドウから阿寒川と森が絵のように広がります
ピクチャーウインドウのベンチ
自然の風景が一枚の絵になっているようなピクチャーウインドウ
ぼーっとしながら景色を楽しめるベンチも設置されています
シャワー洗い場付きの客室露天風呂
ピクチャーウインドウの横にはシャワー洗い場付きの客室露天風呂
上下スライド式の窓を開ければ外の阿寒川と森の景色を楽しめます

館内はロビーを中心に右が「MORI no SHOU(森の章)」、左が「KAWA no SHOU(川の章)」という2棟構成で、大浴場や食事処はB1Fに配置されています。

宿泊した1階のKAWA no SHOU客室露天風呂付き和室は、阿寒川と森を見渡すピクチャーウインドウが最大の特徴です。

客室露天風呂は「お湯を張りたいときにボタンを押す」という即湯張りシステムを採用しています。

10分もかからずに温泉が満水になり、足し湯システムもあって快適に利用できます。

窓の上下スライドを開ければ、阿寒川の川音と森の空気を感じながら入浴できる半露天スタイルになります。

夫婦たび管理人

森が近いので虫が入ってきそうな点を考えると、窓付きの半露天スタイルのほうが正解かもしれません。川音と森の香りを感じながら入れる客室露天風呂は気持ち良かったです

【客室備品・アメニティ】液晶テレビ・DVDプレーヤー・ラビスタオリジナルコーヒー豆ミル付き・コーヒーメーカー・茶器・アイスペール・グラス・空気清浄機・大型バスタオルハンガー・冷蔵庫(水2本・サイダー2本無料)・館内着・大浴場用タオルセット・シャワーキャップ・綿棒・ドライヤー

夜は光の森に圧倒される|客室から見えるライトアップが絶景

夜の森のライトアップ1
夕食を終えてお部屋に戻ると窓越しに森の樹々がライトアップされていました
夫婦で「うわぁぁぁ~」と声が出るほどの美しさです
アロマキャンドルとともに夜の森を楽しむ
持参したアロマキャンドルを灯して部屋の明かりをつけずに眺めると幻想的
阿寒川の川音とともにぼーっとしながら夫婦でお酒を飲んだ最高の夜でした

森側のお部屋の魅力が最も発揮されるのが夜のライトアップです。

夕食を終えてお部屋に戻ると、窓越しに阿寒の森の樹々が幻想的にライトアップされていました。

お部屋の電気を消し、アロマキャンドルだけの灯りにすると、まるでリアルな絵の中に入り込んだような非日常感を味わえます。

阿寒川のせせらぎ音が静かに館内に響く中、夫婦でお酒を飲みながらぼーっと眺める時間は格別でした。

大浴場|阿寒川のほとりの露天風呂で森と川音に包まれる

男湯 内風呂
男湯の内風呂は落ち着く風合い
温泉の色は薄い茶褐色がかった黄色がかった色で、阿寒の大地から湧き出す自然の温泉を感じます
露天風呂 阿寒川のほとりにある樽風呂も
阿寒川のほとりに設置された露天風呂
川が増水したらどうするの?と思うほど川に近いロケーションが魅力的です
露天風呂から見える阿寒の森
入浴した目線から見える阿寒の森
目で森の新緑を眺め・耳に阿寒川のせせらぎを聞き・体で天然温泉の温かさを感じる至高の体験です

大浴場はB1Fにあり、内風呂・露天風呂・サウナ・水風呂を完備しています。

阿寒川のほとりに設置された露天風呂は、川に非常に近いロケーションでどこか野趣あふれる雰囲気です。

樽風呂なども設置されており、大浴場としての設備・デザインの充実度は高いです。

なお貸切風呂が3つあり、空いていれば無料で利用できますが予約制ではなく先着順です。

プレオープン宿泊中は宿泊中に一度も入ることができなかったほど人気でした。

お風呂上がりには無料の北海道ミルクアイスキャンデーと冷たいお水が提供されており、この心遣いはさすがラビスタシリーズです。

夕食「ワッカピリカ」実食レポート|北海道食材のコタン鍋が絶品

夕食はB1Fのレストラン「ワッカピリカ」にて、2部制(PM6:00・PM8:00)から選択します。

レストランも阿寒川の流れを楽しめる窓側の席があり、カウンター席・テーブル席・個室と多様なシーティングが揃っています。

前菜 目で楽しむ一品
前菜は目で楽しむことができる彩り豊かな一品
北海道素材をふんだんに使った和食ベースのお膳です
天然ヒラメのお造り
天然ヒラメのお造り
器もキレイで目にも美しく、コリッとした食感が絶妙でした
秋シャケのルイベ いくら黄味おろし添え
秋シャケのルイベといくら黄味おろし添え
凍らせて殺菌した鮭のお刺身・ルイベは北海道ならではの名物料理です
コタン鍋 ブイヤベース仕立てのオホーツク海魚介鍋
ラビスタ阿寒川オリジナル「コタン鍋」
ブイヤベース仕立てのオホーツク海魚介鍋でダシの旨みが贅沢すぎる一品です
十勝牛のローストビーフ 山わさび添え
ローストビーフは十勝牛
北海道名物の山わさびを薬味にいただくという道産食材づくしの組み合わせが最高です
ほっき貝のライスカレー
〆のご飯は3種類から選択
ほっき貝のライスカレー・黒米入の栗ごはん・蕎麦から選べる北海道らしいラインナップです

夫婦たび管理人

夕食は北海道の海の幸・山の幸を充分楽しめるお膳で、どのお料理も美味しかったです。ただ「大人向けの上品な会席料理」なので、ビュッフェ的な食べ放題を期待するのとは違うタイプの夕食です

夕食後の名物夜食|ラビスタの夜鳴きそばで〆る

ラビスタ名物 夜鳴きそば
ラビスタ名物の夜鳴きそばはちょっと小ぶりの昔風醤油ラーメン
PM10:30〜11:30に集い処ウタルで無料提供されます

ラビスタシリーズといえば夜鳴きそばが名物です。

阿寒川でも「集い処ウタル」にてPM10:30〜11:30の間、昔風醤油ラーメンが無料でいただけます。

夕食2部(PM8:00スタート)を選んだ場合は、夕食前に「じゃがバター」のおしのぎサービスもあります。

どれも無料というラビスタシリーズのホスピタリティの高さはこういうところに表れています。

朝食|正直レポート・食材の良さが伝わらなかった惜しさ

朝の阿寒の森と阿寒川の景観
朝の阿寒の森と阿寒川の景観
ロケーションはとてもステキで朝食会場としての雰囲気は申し分ありません
和食膳
和食膳をオーダー
お味は悪くなく美味しくいただけるのですが…どこか感動が薄かった

朝食は夕食と同じレストラン「ワッカピリカ」にて、和食膳か洋食膳から選択するスタイルです。

朝の阿寒の森と川を眺めながらのロケーションはとても素晴らしい。

お味も悪くなく、美味しくいただけます。

ただ、正直に言うと感動が薄かったというのが本音です。

おしながきがなく、接客スタッフから食材についての説明もなく、おかわりしていいものかもわからないという状況でした。

きっと地元産の良い食材を使っているのでしょうが、それが伝わってこないため「普通の朝食」に感じてしまうのです。

ラビスタ大雪山ではビュッフェ形式でお品書きプレートに「北海道産◯◯」と書いてあることで「おおっ、北海道産の新鮮な食材が食べ放題!」という感動が生まれます。

その「有り難いお知らせ」の工夫が、ラビスタ阿寒川の朝食には足りていないと感じました。

朝ご飯の印象って宿泊全体の印象に残るものよね。ロケーションは最高なだけに食材や料理の説明があればもっと良かったと思います

ウチの奥さま

カムイの湯ラビスタ阿寒川 宿泊まとめ

楽天トラベルでは683件の口コミに対して総合評価4.25。

プレオープン時点での宿泊でしたが、開業後に改善されている点も多いはずですので参考程度にとどめてください。

【良かった点】阿寒川と森のロケーションは抜群で、新築ならではのデザイン・設備の清潔感は申し分ありません。

夕食のコタン鍋・十勝牛ローストビーフなど北海道食材をふんだんに使った料理は美味しかったです。

夜の森のライトアップは夫婦で声が出るほど感動的で、阿寒川のせせらぎ音とともに楽しむ客室露天風呂も良かったです。

ラビスタ名物の夜鳴きそば・大浴場の阿寒川ほとり露天風呂も満足度が高いです。

【改善してほしかった点】朝食については食材や料理の説明がなく感動が薄かった点が惜しいです。

コストパフォーマンスの観点では、同じラビスタシリーズのラビスタ大雪山(狩人焼きの夕食と充実の朝食ビュッフェ)と比較すると、大雪山に軍配が上がるというのが夫婦たびの正直な評価です。

夫婦たび管理人

夜の光の森・川のせせらぎ・大浴場の露天風呂という体験は他では味わえないものです。阿寒の大自然の中でゆっくりしたい夫婦たびにはとても良い選択肢です。ぜひ現地に訪れてみてください

夫婦たびの北海道おすすめ宿泊まとめ|実際に泊まった13選

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